森ビルが上海で建設を進めてきた超高層ビル「上海環球金融中心」（上海ワールドフィナンシャルセンター、以下SWFC）が2008年8月末に完成し、本格的に開業した。同ビルは地上101階建て、高さ492mで、7～77階にテナントオフィス、79～93階にはホテルが入居するほか、展望施設、商業施設、会議場なども備えた複合ビル。竣工時点でビル自体の高さは世界第2位だが、100階の展望台は世界一の高さを誇るという。ウルトラ級の最新高層ビルの水まわりはどんなものかを探るべく、連載初の海外取材に出かけた。