TOTO

TOTOギャラリー・間 企画展 How is Life? ――地球と生きるためのデザイン

ワークショップ主旨
TOTOギャラリー・間企画展「How is Life?」の関連イベントとして、本展のテーマを実際の体験を通して考えるワークショップを開催します。私たちの暮らしを取り巻く事物の循環に触れる「茅葺き」と「石積み」、自転車の目線で都市を体験することで日常の再発見を促す「バイシクル・アーバニズム」など、当事者として自分たちの手や身体を使い、思考します。ワークショップとともに、本展キュレーターとワークショップ講師によるトークセッションも行う予定です。
開催日時、出演者

第3回 バイシクル・アーバニズム

日にち
2023年3月12日(日)開催終了
時間
13:30~15:30(予定)
ゲスト
三井裕樹(Rapha Racing株式会社)、合田光宏 aka gogo(Cycle Cultural Studies)
モデレーター
千葉 学(建築家/How is Life? キュレーター)
場所
TOTOギャラリー・間 中庭(港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F)
連絡先
電話 03-3402-1010
イベント内容
トークイベントです。
どなたでも、イベントにご参加いただけます。
いす席には限りがございます。事前申し込み不要です。

東京は、自転車にとって決して走りやすい環境ではありません。しかし、時間帯によっては自転車が走りやすい場所、あるいは自分だけが知っている東京ならではのサイクリングコースなど、東京らしい魅力的なコースが数多く潜んでいるのではないかと思います。
そんな東京らしい自転車の楽しみ方を多くの人と共有し、また一方で今後の課題も浮き彫りにしながら、都市や小さなモビリティの可能性を広く議論します。
千葉学建築計画事務所とRapha Racing株式会社が、午前中に実際に都内モデルコースを自転車で走行した動画をギャラリーで共有しながら、議論を行います。
自転車という道具を通して、ぜひ皆さんと、東京の街の魅力を再発見していきたいと思います。
《特記》
都内でお気に入りの自転車ルートがありましたら、当日お聞かせください。
雨天時は、一週間前にあらかじめ撮影した走行動画を共有します。

第2回 石積み学校

日にち
2023年1月22日(日)開催終了
時間
13:00~16:00(予定)
講師
真田純子(東京工業大学准教授)
モデレーター
塚本由晴(建築家/How is Life? キュレーター)
場所
TOTOギャラリー・間 中庭(港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F)
定員
15名
※小学生以下のお子様は参加できません。
連絡先
電話 03-3402-1010
参加方法
事前申し込み制/参加費 無料
※申し込み先着順受付。定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
概要
重力と摩擦で安定する構造を、人力で運べる大きさの野石を組んでつくる空石(からいし)積みは、やり方を学べば自分たちでもできる。自分たちでできる普請型の環境整備技術を身に付けておきたい。今、ギャラリーにある石積みを一部崩して、みんなで積み直します。ひとつ3㎏の空石を動かします。
プログラム
13:00 集合、ガイダンス
13:30~15:00 第1部 ワークショップ
15:00~16:00 第2部 アフタートーク
《特記》
※雨天中止となります。
※当日は3時間、屋外での作業とトーク会ですので、十分な寒さ対策をお願いします。
※汚れてもよい服装での参加をお願いします。
長袖、長ズボン、軍手、動きやすい靴など。
※マスク着用をお願いします。
※プログラムは予告なく変更することがございます。
※傷害保険に加入します(費用は弊社負担)。

第1回 茅葺きワークショップ

日にち
2022年11月27日(日)開催終了
時間
13:00~16:00(予定)
講師
相良育弥(茅葺き職人/(株)くさかんむり 代表取締役)
モデレーター
塚本由晴(建築家/How is Life? キュレーター)
場所
TOTOギャラリー・間 中庭(港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F)
連絡先
電話 03-3402-1010
定員
15名
参加方法
事前申し込み制/参加費 無料
※申し込み先着順受付。定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
プログラム
13:00 集合、ガイダンス
13:30~15:00 第1部 ワークショップ
15:00~16:00 第2部 アフタートーク
概要
日本各地の茅葺きに携わる現役の茅葺き職人の指導のもと、藁を編んで「苫葺(とまぶき)」をつくります。(刃物は使いません)
《特記》
※小雨でも開催します。
※小学生以下のお子さまの同伴は可能です。事前に人数のご連絡をお願いします。
※藁(わら)、竹を手で触るので、汚れても大丈夫な服装での参加をお願いします。
 長袖、長ズボン、軍手、動きやすい靴など。
※マスク着用をお願いします。
※プログラムは予告なく変更することがございます。
《ご注意》
お申込みは、「受講券メール」の受信をもって完了となります。お申込みが定員に達し次第、自動的に締め切られます。申し込みが締め切られますと「Not Found」や「Webページが見つかりません」などの画面が表示され、お申込みいただけません。あらかじめご了承ください。
ワークショップ 講師プロフィール
第3回
三井裕樹(みつい ひろき)
略歴
2015年、Rapha Racing株式会社へ入社。1年ほど直営店のラファ東京にて勤務。その後、ラファサイクリングクラブのコーディネーターへ。現在までその役職は続き、多くのクラブメンバーとサドルの上からの景色を楽しんでいる。
前職にて自転車通勤をするためにフラットバーのクロスバイクを購入。その機動力の高さに驚き、気づいた時にはバイクはロードバイクに変わっていた。ファッションに興味のあった年代でもあり、自転車の上で着るべき物は?と感じすぐに「ラファ」に出会う。
三井裕樹
合田光宏(ごうだ みつひろ)aka gogo
略歴
Rapha Racing株式会社 マーケティング:モバイルクラブハウスジャパン、東京メトロマーケティングマネージャー 2015 - 2023 アメアスポーツジャパン株式会社 マヴィックセールス 2013 - 2015
マヴィックSSC(メカニック、レースサポート、サイクリングイベントユーザーサポート) 2008 - 2018
バイシクルメッセンジャー カルチャー&コミュニティ グロウアップ、イベントオーガナイズ 2000 - 2012
大阪芸術大学 芸術学部 美術学科 絵画コース(ファインアート〜コンテンポラリーアート) 1996 – 2000
2023年1月にラファを退社、現在フリーランスとしての活動準備中。ラファ在籍中はカルチャーグロウアップを通じたブランドマーケティングを担当。学生時代に学んだアートや、バイシクルメッセンジャー時代に体験したコミュニティの在り方、表現の拡大領域などからコンテンツを企てる。同時に自転車に乗る状況を、ある種の社会的劣等感と、グレーな領域における社会の隙間にある自由度と捉え、遊びと学びの複合的体験を創出している。
合田光宏
第2回
真田純子(さなだ じゅんこ)
略歴
東京工業大学大学院博士課程修了。東京工業大学准教授。博士(工学)。ベネチア建築大学客員研究員(2015)。学生時代は都市計画史研究を行い史料に埋もれる研究者になるつもりが2007年徳島大学着任後に石積みと出会い修行を開始。2013年石積み学校設立。2020年一般社団法人化に伴い代表理事就任。主な著書に「都市の緑はどうあるべきか」(技報堂出版、2007)、「誰でもできる石積み入門」(農文協、2018、土木学会出版文化賞)など。専門は緑地計画史、景観工学、農村計画、土木史。
真田純子
第1回
相良育弥(さがら いくや)
略歴
1980年生まれ。株式会社くさかんむり代表。茅葺き職人。
兵庫県神戸市北区淡河町を拠点に、空と大地、都市と農村、日本と海外、昔と今、百姓と職人のあいだを草であそびながら、茅葺きを「今」にフィットさせる活動を展開中。
受賞
平成27年度 神戸市文化奨励賞
第10回 地域再生大賞 優秀賞
ジャパンアウトドアリーダーズアワード2020 優秀賞
令和4年度 創造する伝統賞受賞
相良育弥
第3回 バイシクル・アーバニズムワークショップ活動報告
トークイベント
参加者集合写真
ギャラリーツアー
都内自転車走行 ※千葉学建築計画事務所、Rapha Racing株式会社主催
第2回 石積み学校ワークショップ活動報告
会場の様子
完成した石積み
アフタートーク
第1回 茅葺きワークショップ活動報告
会場の様子
その後、完成した苫葺き