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山下保博×アトリエ・天工人展 Tomorrow-建築の冒険-

展覧会について
展覧会概要
本展覧会は、挑戦的な建築をつくり続けている建築家、山下保博氏(1960年生まれ)の20年にわたる活動を総覧する初の個展となります。土ブロックによる構造を現代日本に初めて実現した「アース・ブリックス」(2011年)に代表されるように、山下氏は常識にとらわれない新しい「モノ」を発想するだけでなく、クライアント・施工業者・大学・建材メーカーなどを巻き込んで「コト」を動かし、「モノ」を現実化することができる、たぐいまれな実行力をもっています。

本展覧会では、土ブロックによる構造の次の展開として山下氏が計画している「土の礼拝堂」のモックアップが1:1スケールで出現。最大高さ4.9メートルあまりの壁にあけられた十字架型の開口部によって、無数の光の十字架に包まれる神秘的な空間体験ができます。また、山下氏のこれまでの活動を「モノとしての7つの冒険」「コトとしての7つの冒険」の両面から捉え、その全貌をご紹介します。
TOTOギャラリー・間
会場写真
[1] エントランス
© Nacása & Partners Inc.
[2] 「土の礼拝堂」のモックアップが間仕切り壁となる会場構成
© Nacása & Partners Inc.
[3] 第1会場を受付から見る。光る十字架のある壁は、「土ブロック」と同様の素材で仕上られており、「土の礼拝堂」の実際の素材感が体感できる。その他の部分はOSB(小さな木片からできたボード材)でつくられている
© Nacása & Partners Inc.
[4] 「モノ・コトめがね」と題された、山下保博×アトリエ・天工人の活動を理解するためのマトリックス。横軸は「モノとしてのこだわり」を7項目に分類した「モノとしての7つの冒険」、縦軸は「コトとしての動き」を7項目に分類した「コトとしての7つの冒険」。パネルには7つのモニターが設置され、7作品の動画が流れている。
© Nacása & Partners Inc.
[5] 「土の礼拝堂」のモックアップを回り込むと、「ウェハウス」のキーストンプレートのモックアップと「クリスタル・ブリック」のガラスブロックのモックアップが展示されている。会場では「コトとしての7つの冒険」にしてがって、28作品が模型とパネルで展示されている。左手は「構造からの冒険」と「環境からの冒険」の作品群
© Nacása & Partners Inc.
[6] 「土の礼拝堂」のモックアップ内部。左手は「土ブロック」と同様の素材で仕上げられた壁。右手は「化学からの冒険」の作品群の展示
© Nacása & Partners Inc.
[7] 「土ブロック」と同様の素材で仕上られた壁。津波による塩害をうけ、農耕地として使用できなくなった宮城県南三陸町の土が使われている。十字架部分はガラスレンガが嵌め込まれている
© Nacása & Partners Inc.
[8] 第1会場から中庭を見る。「土の礼拝堂」のモックアップは、会場内から中庭まで連続している。左手前は、「土ブロック」による構造を初めて実現した住宅「アース・ブリックス」の模型
© Nacása & Partners Inc.
[9] 中庭全景。高さ4.9mの「土の礼拝堂」のモックアップが立ち上がる。
部分的に屋根がかけられていて、内部空間の雰囲気を疑似体験できる
© Nacása & Partners Inc.
[10] 中庭に設置された「土の礼拝堂」のモックアップ外観全景。
TOTOギャラリー・間の展示物として最大級の大きさ
© Nacása & Partners Inc.
[11] 中庭のブリッジより見る。「土の礼拝堂」のモックアップは、中庭から第1会場(下階)と第2会場(上階)にまで連続している
© Nacása & Partners Inc.
[12] 第2会場。白いパーティションの手前側は「五感からの冒険」の作品群。
手前の模型は新作の「バウンダリー・ハウス」
© Nacása & Partners Inc.
[13] 第2会場の中央部分は「街づくりを冒険」の展示となっている。
手前は「神奈川県藤沢市遠藤プロジェクト」、左奥は「福岡県H町プロジェクト」の模型
© Nacása & Partners Inc.
[14] 第2会場を奥から見る。左手は「再編集する冒険」の作品群
© Nacása & Partners Inc.
[15] 第2会場の「再編集する冒険」の展示エリア。右手前は、「全ての物質は等価値である」という山下氏の理念をもとに、ミクロ的な万華鏡とマクロ的な走馬灯が並列に存在するようにつくられたオブジェ「万華鏡と走馬灯」
© Nacása & Partners Inc.
[16] 第2会場奥で上映されている「モバイル・すまいる」のムービーと、模型(右側)。「モバイル・すまいる」とは、東日本大震災の復興支援プロジェクトとして、行政の指導により建設行為ができない東北の海側地域に、移動可能な空間を提供するための施設
© Nacása & Partners Inc.
代表作品
[1] 土の礼拝堂(プロジェクト)
© Atelier Tekuto
[2] 土の礼拝堂(プロジェクト)
© Atelier Tekuto
[3] アース・ブリックス(2011/千葉県千葉市)
© Sobajima Toshihiro
[4] アース・ブリックス(2011/千葉県千葉市)
© Sobajima Toshihiro
[5] バウンダリー・ハウス(2012/千葉県鎌ケ谷市)
© Sobajima Toshihiro
[6] モバイル・すまいる(2011/東北エリア)
© Atelier Tekuto
展覧会情報
展覧会名(日)
山下保博×アトリエ・天工人展 Tomorrow-建築の冒険-
展覧会名(英)
Yasuhiro Yamashita × Atelier Tekuto Tomorrow: The Challenge of Architecture
会期
2012年10月13日(土)~12月22日(土)
開館時間
11:00-18:00(金曜日は19:00まで)
休館日
日曜・月曜・祝日
ただし2012年11月3日(土・祝)、4日(日)、5日(月)は開館
入場料
無料
後援
社団法人 東京建築士会
一般社団法人 東京都建築士事務所協会
社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部
一般社団法人 日本建築学会関東支部
協力
佐藤淳構造設計事務所
日本電気硝子株式会社
和以美株式会社
ホームビルダー株式会社
二宮建設株式会社
株式会社キクシマ
関連プログラム
2012年11月1日(木) 17:30開場、18:30開演、20:30終演
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著者=山下保博×アトリエ・天工人