TOTO
CULTIVATE
 
CULTIVATE
カルティベイト
著者=小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt
発行年月=2007年9月
体裁=190×190mm、並製、510頁、和英併記
ISBN=978-4-88706-284-9

デザイン=折原滋

定価=本体2,800円+税
カルティベイト=耕すように建築する
本書は、完成した建築を綺麗な写真やビジュアルでまとめた、いわゆる建築作品集ではありません。紹介する3つのプロジェクト-UCA(中央アジア大学ナリンキャンパス、キルギス共和国)、MM(プロジェクトMURAYAMA、東京都武蔵村山市/立川市)、HUA(ホーチミンシティ建築大学、ベトナム)はいずれも現在進行中のもの。しかも、数百~数十ヘクタールという広大な敷地を相手にしたビッグ・プロジェクトです。CAtで日々つくられ続けている膨大な量の図面・CG・スケッチ・模型などには「建築が生み出される躍動感」があります。本書では、そうしたビジュアルを選りすぐり、CAtのクリエイティブなライブ感を伝えます。

「CULTIVATE」という書名は、3プロジェクトを通じてCAtが抱き始めた「耕す(=カルティベイト)ように建築する」という考え方からつけられています。20世紀を通じて行われてきた、環境破壊的な開発手法を乗り越えようとする「耕す」という考え方は、510ページの本書全体に流れています。

パラパラとめくって眺めるだけでも楽しく、CAtの思考法をキーワードごとに解説した赤いページ「Dialogue」を読めばCAtについて一層理解することができます。建築書籍としても他に類のないジャンルに踏み込んだ本書は、建築を志す学生はもちろん、建築実務に関わる人々、デザイン全般に興味がある人々にとっても大変刺激的な内容となっております。
プロフィール
小嶋一浩(こじま・かずひろ)
1958
大阪府生まれ
1982
京都大学建築学科卒業
1984
東京大学大学院修士課程修了
1986
シーラカンス設立
1998
C+A(シーラカンス アンド アソシエイツ)に改組
2005
CAt(C+Aトウキョウ)に改組
現在
CAtパートナー、東京理科大学教授、京都工芸繊維大学客員教授
赤松佳珠子(あかまつ・かずこ)
1968年
東京都生まれ
1990年
日本女子大学家政学部住居学科卒業
シーラカンスに加わる
2002年
C+Aパートナー
2005年
CAt(C+Aトウキョウ)に改組
現在
CAtパートナー、関東学院大学、日本工業大学、神戸芸術工科大学非常勤講師
目次

序文
・耕すように建築する=Cultivate

HUA中央アジア大学ナリンキャンパス
ナリン/キルギス共和国

MM プロジェクトMURAYAMA
東京都武蔵村山市・立川市

HUA ホーチミンシティ建築大学
ホーチミンシティ/ベトナム

Dialogue
・Cultivation 耕すこと
・Distance
・Event 出来事
・FLA (Flexible-Learning-Area)
・Inviting Spaces, Spaces Filled with Whispers
 いざなう空間、ささやきかけに満ちた空間
・Light 光
・Agricultural/Non-developmental 農業的/非開発的
・P-Space/C-Space
・Geometry
・Space Block
・Activity
・IC Platform 集積回路型
・Climate 気候
・Fluid Direction
・Black & White 黒と白
・Porous
・Density 密度

関連書籍
小嶋一浩
監修=内藤廣、原研哉
編集=TOTOギャラリー・間
著者=内藤廣、原研哉、槻橋修、原広司、小野田泰明、青木淳、中田千彦、小嶋一浩、藤村龍至、妹島和世、隈研吾、山本理顕、伊東豊雄
小嶋一浩
監修=田尻裕彦、石堂威、小巻哲、寺田真理子、馬場正尊
登場建築家=青木淳、塚本由晴、阿部仁史、石山修武、磯崎新、伊東豊雄、岸和郎、隈研吾、小嶋一浩、篠原一男、妹島和世、曽我部昌史、千葉学、太田浩史、内藤廣、西沢立衛、長谷川逸子、原広司、藤本壮介、藤森照信、槇文彦、松原弘典、山代悟、山本理顕、吉村靖孝
小嶋一浩
編者=吉田研介
登場建築家=内藤廣、北山恒、新井清一、小嶋一浩、妹島和世、鈴木了二、坂茂
小嶋一浩
著者=シーラカンス(伊藤恭行、宇野享、工藤和美、小泉雅生、小嶋一浩、三瓶満真、日色真帆、堀場弘)
企画・編集=ギャラリー・間
小嶋一浩
企画・編集=ギャラリー・間
登場建築家=阿部仁史、小川晋一、片木篤、隈研吾、シーラカンス、妹島和世、竹山聖、團紀彦、トム・ヘネガン、松岡恭子+王大君
関連展覧会