TOTO
過去の展覧会
1995年12月5日―1996年1月31日
出展者=相田武文、アルキテクトニカ、安藤忠雄、石井和紘、石山修武、出江寛、伊東豊雄、内田繁、サンティアゴ・カラトラヴァ、川上元美、川崎和男、菊竹清訓、北川原温、喜多俊之、金仁喆、金琪碩、隈研吾、ヴィットリオ・グレゴッティ、黒川紀章、黒川雅之、チャールズ・コレア、近藤康夫、阪田誠造、篠原一男、末吉栄三、洲鎌朝夫、杉本貴志、鈴木エドワード、鈴木了二、妹島和世、象設計集団、高松伸、竹山聖、團紀彦、趙成龍、ディラー+スコフィディオ、内藤廣、ジャン・ヌーヴェル、長谷川逸子、早川邦彦、原広司、ガエターノ・ペッシェ、クリスチャン・ド・ポルザンパルク、真喜志好一、宮本忠長、村上徹、毛綱毅曠、モーフォシス、山本理顕、ヘルムート・ヤーン、葉祥栄、ダニエル・リベスキンド、六角鬼丈
ギャラリー・間は10周年記念展として、「作家としてのオリジン=原点」をメモリアル・テーマに、これまでにご出展いただいた方々の現在をあらしめた作品を「原点作品」として自選していただき、一堂に会するステージを用意いたしました。
1995年9月19日―11月2日
出展者=ジャン・ヌーヴェル
「アラブ世界研究所(1987)」で、フランスの建築界に衝撃的なデビューをはたしたヌーヴェルは、今や世界の建築界で最も注目される建築家のひとりである。その情緒的ともいえる建築は、“透過・反射・屈折”といった自然の光の特性を自在に操り、神秘的な空間にまで高めている。
1995年6月9日―7月22日
出展者=内藤廣
会場は、過去の作品を木製模型によりあらわした黒の空間、未来のプロジェクトを白色模型によりあらわした白の空間の2つからなる。これら一連の模型群を見る時、その中に内藤の追求する“素形”の姿がそれぞれの脳裡に浮び上がり、メッセージとなって伝わってくる。
1995年4月12日―5月27日
出展者=チャールズ・コレア
コレアはB・V・ドーシと並んで現代のインドの建築界を代表する建築家のひとりである。特にコレアの建築にはインドの風土に根差した固有性、文化性が色濃く投影され、インターナショナル・スタイルの建築とは距離を遠くに置く。
1995年2月10日―3月31日
出展者=隈研吾
これまでの展覧会と一味異なった趣がある。隈のすべての作品がCD-ROM化され、モニター画面上で見学者が自由に操作し、いくつかの建物とTV電話で交信できるなど、会場全体が映像を通して建築の疑似体験を可能にしている。
1994年11月8日―12月10日
1993年度を最後に「吉田五十八賞」はその幕を閉じた。建築の部18名、建築関連美術の部17名、特別賞26名のあわせて61名がこの賞を受賞した。その道程を見る展覧会である。
1994年9月10日―10月22日
出展者=サンティアゴ・カラトラヴァ
新たに上下2層に拡大された会場に、16個のオブジェが林立している。一見してそれらは建築模型などではなく、彫刻として完結していることが理解できる。
1994年6月25日―7月25日
出展者=川崎和男
会場には作家が選んだ12人の哲学者やアーティストへのオマージュとしての立方体のオルゴールが、12本の角柱の頂部に置かれ、床にはこれら12人の誕生から死ぬまでの時間を表現した時計が埋め込まれている。
1994年5月10日―6月11日
出展者=篠原一男
“Unbuilt”と“Yet Unbuilt”、それは建てられた建築と同格であり、様々な条件が加わらない分、時にはより強い影響力をもつことがあると篠原はいう。80年代以降のいくつかのコンペ案や住宅の増築計画など、9つのプロジェクトが模型化され、ひとつの系を示すかのごとく一直線に並んでいる。
1994年3月9日―4月16日
出展者=ダニエル・リベスキンド
入口部分からガラス面を突き抜けて庭の奥まで、20mの軌道が伸びている。その上を直径2mもの円盤がゆっくり回転しながら、端から端まで往き来する。“Line and Wheel”と名づけられた装置である。
1994年1月18日―2月22日
出展者=池原義郎
ほの暗い会場に、光の線だけが立ち上がっている。「浅蔵五十吉美術館(1993)」ただひとつの作品を対象にした展示。透明のアクリル板に白の線で描かれた平面と断面、あるいは原寸図が転写されている。
1993年10月21日―12月11日
出展者=象設計集団(富田玲子、樋口裕康、町山一郎)
どこか裏手の空き地に出てしまったような気分にさせられる。土や落ち葉や笹の葉、隅には牧草の束や瓦が積み上げられている。角材が道の代わりに並べられ、太い竹が組まれて全体が迷路のようである。
1993年9月3日―10月9日
出展者=村上徹
白一色の会場。屋内外を仕切る透明ガラスの一部が大きく放たれ、白い床が薄く水を張った外部まで伸びている。透明なアクリルに囲われて浮いている白い模型――「津山の家(1994)」「四季が丘の家(1990)」などの12の住宅――と、この床がインスタレーションを構成する。
1993年6月11日―7月17日
出展者=アルキテクトニカ(ベルナルド・フォート=ブレッシャー、ローリンダ・スピアー)
アルキテクトニカの建築には、赤・青・黄・白などの原色への還元を見ることができる。その色分けは、建築の構造要素の区分と一致している。建築形態は、立方体・直方体・角錐・球といった最も純粋な幾何学的エレメントに戻ろうとしている。
1993年4月24日―5月31日
出展者=菊竹清訓
足を踏み入れたとたん、広い空間を感じさせる展示構成。屋内外を通して壁に掛けられた7枚のパネルと「東京都江戸東京博物館(1993)」「スカイハウス(1958)」「ハワイ海上都市(1971)」の3点の模型が、この建築家の歩んできた道程を語る。
1993年3月10日―4月13日
出展者=妹島和世
壁も天井もブルーに塗り込められ、眩いばかりの光源で満たされている。その中に12のプロジェクトが並んでいる。実作もコンペ案も計画案もすべて等価に抽象化されたモデルとして扱われ、高度にグラフィカル処理されたひとつの世界として現れた。
1993年1月23日―2月27日
帯状の画帖に描きこまれたおびただしいスケッチ。これらは天井近くを浮遊するかのように、また両側の壁に、縦に横に連ねて展示されている。
1992年10月16日―11月14日
写真=齋藤裕
この展覧会では、バラガンの建築に傾倒する齋藤裕が、自ら現地に赴き撮影した写真をもとに構成されている。建築家の目を通しての写真が、バラガンの建築の真髄を捉えている。
1992年9月4日―10月6日
出展者=原広司
この作家を語るとき“都市”というキーワードは欠かせない。ここでは、“都市に関する多層構造論”の実践的試みとして、都市の自己変換、自己破壊機能としての“バースト”と、この変換を記憶と重ねつつ実現していく“リペア”を、立体格子上に展開させる。
1992年7月1日―7月31日
出展者=鈴木了二
鈴木は多彩な活動で注目される建築家のひとりである。ここでの展覧会においても、アート、家具、建築模型、写真、抽象絵画とその多彩ぶりが発揮されている。
1992年5月20日―6月17日
出展者=ディラー+スコフィディオ(エリザベス・ディラー、リカルド・スコフィディオ)
既成の建築の概念を超えた活動をする2人は、パフォーマンスやインスタレーションを自己表現として用いている。ここでの展覧会は、彼らが建築を通して会得したいくつかのリアリティを見るものに追体験させ、その心象の中で全体像を再構成させるといった手法がとられた。
1992年3月19日―4月25日
出展者=團紀彦
この作家の作品には、理性的でよく抑制のきいた建築が多い。また、時にストイックともいえる端正な建築をつくる。展覧会もこうしたスタイルが感じられるものとなった。
1992年2月5日―3月7日
出展者=末吉栄三、洲鎌朝夫、真貴志好一
沖縄を拠点に活動を続けてきた作家たちによるジョイント展である。3つのスペースに分けられた会場には、3人の建築家のプロジェクトが模型・写真・ドローイングによって構成されている。
1991年11月8日―12月11日
出展者=倉俣史朗
わが国のインテリア・デザイン界をリードしてきた倉俣が突然、他界した。倉俣の生前から企画されたこの展覧会は、スタッフによって基本コンセプトが継承された。
1991年9月18日―10月25日
出展者=クリスチャン・ド・ポルザンパルク
11のアーバン・デザインのプロジェクトが、ポルザンパルクが提唱する“ブロック”(区画)という都市形成の概念に基づいて展示されている。彼の特徴は、建築を心理学、社会学の両面からアプローチすることによって、そこに新たにつくり出される秩序と可能性を探るという手法である。
1991年7月4日―8月10日
出展者=山本理顕
建築と都市との関係を、山本は「緑園都市 “Inter-Junction City”(1991〜)」と題した都市計画プロジェクトで提示した。ひとつの建築の中に既に都市が内包されている。
1991年5月18日―6月21日
出展者=吉村順三
吉村は日本の伝統に立脚しながら、“吉村流”ともいえる独自の世界を構築した。ここでは、近作である2つの音楽ホールをテーマに構成されている。
1991年4月5日―5月7日
出展者=ガエターノ・ペッシェ
ペッシェは建築のみならず、都市計画、インテリア、家具デザインに至るまで幅広い活動を行なっている。この展覧会に足を踏み入れると、知らず知らずのうちに作家の意図する得意な世界へと導かれる。
1991年2月15日―3月26日
出展者=黒川紀章
黒川の近作の中から、国内外の8つの美術館のプロジェクトに焦点をあてて構成されている。四方の壁面に区割りされたグリッド状に、写真・アクソノメトリック図の組み合わされたパネルが整然とレイアウトされ、それぞれの作品の姿を伝えている。