「グリーンリモデル診断」でいつまでも快適に暮らせるecoな住まいを手に入れる。

住まいの健康診断で、環境に貢献する暮らしを見つける。

TOTOではリフォームのことを
暮らしを豊かにする願いを込めて「リモデル」と呼んでいます。
いまお薦めしている「グリーンリモデル」はその進化型。
なかでも大きな特徴が
住まいの健康診断ともいえる「グリーンリモデル診断」の存在です。
1年中エアコンをフル稼働していて光熱費が気になる。
湿気で壁がかびやすく家族の健康が心配だ。
水まわり設備が古いうえに水道代が高い。
そんなお客さまの気になる点やご希望をお聞きしながら
プロの目で住まいの“健康状態”をチェック。
その上で、健康配慮、長もち住宅、CO2削減
この3つの視点から
リフォームした場合の効果を具体的な数値やグラフで提示。
長く快適に住み続けることができて
地球にも優しい家にするためには
どうすればいいのかが一目でわかる
リフォーム業界初の住宅総合診断です。
単に不具合を直すだけではなく
上質な住まいで快適に賢く暮らす。
そんな「グリーンリモデル」の理念を具体化する
独自の診断ツール作りに七転八倒した
山内大助さんが語ります。


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山内 大助(やまのうち だいすけ)
マーケティング本部
マーケティング部
マーケティング第二チームリーダー
企画主幹/一級建築士

1987年 TOTO株式会社に入社
以来、長年商品企画開発を担当
TOTOの商品全般に詳しく社内eco担当の経歴も。
大学での専攻は設計。

より上質な住まいで末永く。グリーンリモデルはその手段。

もっと暮らしを快適に、そして地球にも優しく。
「グリーンリモデル」はそんな理念を共有する
TOTOとDAIKEN、YKK APからの新しい提案です。
この3社によるリモデル分野のアライアンス(企業提携)は
「リフォームからリモデルへ」を合言葉に
新しい住空間スタイルを提案しようと2002年からスタート。
そのアライアンスが5周年を迎えた頃、
改めて時代に合うリモデルの形を再検討することになりました。
じゃ、新しく柱になるのは何だろう。
それが「グリーンリモデル」というコンセプトでした。
いまTOTOでは「グリーンチャレンジ」という名前で
全社あげての環境活動に取り組んでいますが
その「住宅リフォーム版」ともいえるでしょう。
いままでの日本の住宅常識では
30年たてば古い家は建て替えるのが当たり前。
でもそれは永遠に膨大なゴミを出し続けるということ。
これからの時代、そんな無駄は許されない。
なぜなら21世紀になってから時代の潮流は
ecoな方向へと大きく変化しているからです。
建築物に対する評価もそう。
質を上げながら、同時に地球への負荷を下げる。
住宅に対しても世界的にこの流れが来ている。
なぜなら、本当に上質な住まいなら
長く快適に住み続けられるからスクラップ&ビルドにはならない。
しかも節水や省エネ効果で環境にも優しい。
これが、まさに「グリーン」という考え方なんですね。
もともと欧米の住まいは50年、100年と
長く住み続けるのが当たり前です。
これからは日本の住宅もそうなるはず。
現に、国も長期優良住宅に対するさまざまな支援策を打ち出しています。
ただし、我々の仕事はコンセプト作りだけではダメ。
誰もがすぐに現場で使える
具体的な指針を作らないと掛け声倒れで終わってしまいます。
そこで、アライアンス事務局にいた私も含め
TDY3社のメンバー9人で
毎週、検討会を開くことになりました。

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WEBで簡単にできる「体験! お試し版グリーンリモデル診断」

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リフォーム現場でも使えるように新築用ツールのCASBEEを簡略化。

では、そもそも本当に上質な住まいとは何か。
それをまず洗い直し
健康配慮、長もち住宅、CO2削減の
3つのワードコンセプトを作りました。
それをお客さまに理解してもらうには
ビフォーとアフターを比べて
リモデル効果が目に見える独自の診断ツールが欲しい。
その際、参考にしたのがCASBEEです。
長く快適に住めて環境にも優しい住宅普及を目指して国が作った
建築環境総合性能評価システムですが
これはあくまでも新築用なんですね。
図面や資料がないと評価するのに非常に手間も時間もかかる。
だからそのままではリフォーム現場では使えない。
家の健康状態をチェックするとはいえ
いきなりお住まいの壁や床を壊して
断熱材や配管を見せてくださいとはいえませんよね。
すべて現場で見るだけで判断できる必要がある。
チェックに必要な時間も1時間が限度です。
例えば、ある部分を見れば残りの仕様は類推できるはず……、
というように、1つ1つの診断項目を簡略化していき
既存の住まいを短時間で評価できるように工夫しました。

ただ、この検証作業がまた本当に大変でして
診断項目をエクセルの縦軸に並べ
横軸に関連ファクターを次々に並べていくと
最後は巻物のような長さになりましたね(笑)。

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より良い診断ツールを目指しプロ独自の視点をプラス。

また、CASBEEの診断項目にも独自の見直しを加えました。
というのは、CASBEEは新築用の評価システムなので、
リフォームの視点から見ると詳しすぎる点や、
逆に物足りない点がある。
もともとお客さまのリフォーム希望は
圧倒的に水まわり設備への不満がきっかけですし
しかも住宅のCO2発生の約25%を水まわりが占めているのだから
どうしてもその部分の基準値を厳しくする必要がある。
そのうえで、TOTOなら水まわりの節水・省エネ部分、バリアフリー。
DAIKENさんなら耐震性、シックハウスや湿気対策。
YKK APさんなら断熱性や通風・採光。
TDY3社の専門知識を総動員して作業を進めましたが、
3社ともにその道のプロとして
絶対譲れないこだわりがぶつかりあうのは当然のこと。
だから、CASBEEの内容を見直すとひとくちに言っても
3社メンバーがお互いの分野で喧々諤々となり
結局1年がかりの大変な作業になりました。
でもこの緻密で膨大な作業のおかげで
使いやすくて客観的な家の健康診断ツールができたと思います。
お客さまの気持ちを尊重するために新たに作った
「グリーン関心度ヒアリングシート」と合わせると
家の状態とお客さまの要望がグラフになって一目でわかる。
これなら、より満足度が高くなるリモデルプランを
説得力ある形で選んでいただけるはず。
こうして「グリーンリモデル診断」が苦労の末に完成。
でも、本当はまだ終わっていなかったんです。

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グリーンリモデル診断結果シート
クリックすると詳細画面(PDF)を見られます


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ビフォーとアフターを冬の富山で体感して完成。

実は、CASBEEには基準の数値こそあるが
それに基づいて作った家の住み心地を
我々メンバーは誰も確かめてはいない。
TDY3社でも個々の製品の性能数値しか持っていない。
それじゃやっぱり不安です。
我々が考える上質な家が本当に快適なのか。
「グリーンリモデル」効果を実証しないと
本当に自信を持ってリリースできません。
そこで、冬の富山で実験を敢行。
使っていない築40年の社宅2棟を借り
1棟を「グリーンリモデル」仕様に改造。
3日間、まったく同じ条件で暮らしながら
ビフォーとアフターそれぞれの部屋で
使用した水や電気などの詳細なデータを取りました。
たとえば、起床時間も2チームで揃え
どこの照明を何時何分につけるか、暖房を何度に設定するか。
全部、事前にこと細かに決めておきました。
料理ならカレーを同時に作り、皿を洗う枚数も決める。
もう、とことんやりましたよ。
でもその結果、見事にリモデル効果が数字で出ました。
光熱費もCO2もほぼ半減。
なのに、実際の快適さは倍以上!
住み心地というものがこんなに差があることを
実際に体感できたのは大きかったですね。
この結果を踏まえ正式にリリースされたのが2009年。
「グリーンリモデル診断」は理想の家へのストーリーそのもの。
ぜひ多くの方に利用していただければ。
みんなの苦労の成果ですから
僕なんてマニュアルを見るだけで涙が出ます(笑)
もちろん、自分の家もいつかは「グリーンリモデル」をしたい。
だからいまは社宅住まいですが、そのために
ビフォーの立場で(笑)地道にデータ計測しています。

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改装前は床が冷たい。

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改装後は足元の温度が改善されている。


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理想の暮らしを手に入れるには、まずは家を知ることから?

「『グリーンリモデル診断』というツール作りが、こんなに大変だったとは……」。それが今回の話を聞き終えた感想です。と同時に、我が家のことを自分はどれだけ知っているのだろうか。もしかして目に見える部分だけしか見ていない? いや見ようとしていないのかも。それも痛感させられました。個人的に古い建築が大好き。いままで、古き良き時代の香りがするクラシックなビルや風情ある町家が消えていくのを残念に思い、それを文章にもしてきました。スクラップ&ビルドはもう嫌、本当にいい建物は残すべきだし、もうこれ以上消えてほしくない。でも自分の家は? 築15年のそれなりに愛着ある我が家。でも、不都合がいろいろ生じてきても、その場しのぎの対応策しか考えていませんでした。このままいけば、我が家もいつかスクラップになってしまう。あれほど嫌だと感じていた建物の「使い捨て」を自分でやるはめになる。それに気付かされ、愕然としました。リフォームというほど大層なことは考えていなかったけれど、我が家の健康状態を知るのは「あり」かもしれない。その上で、いま(予算はあまりないけど)、何かしらは出来るかも。まずはTOTOのWEB上にある「お試し版、グリーンリモデル診断」から、始めてみようかなと思います。 (ライター/岡崎弥生)

お試し版、グリーンリモデル診断
リモデル実例インタビューを見る。

グリーンストーリーについてお聞きします。