ニュースリリース

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経済産業省・国土交通省が連携して推進する
「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」受賞

~システムキッチン協同配送によるCO2削減と物流の効率化~

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、「平成27年度 グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」で「経済産業省商務流通保安審議官賞」を受賞しました。

当表彰は、経済産業省・国土交通省が、物流分野における環境負荷低減、物流の生産性向上等持続可能な物流体系の構築に関し、特に顕著な功績のあった事業者に対して行われたものです。
今回の受賞は、販売上競合関係にあるTOTO、クリナップ両社がシステムキッチンの協同配送を実現し環境負荷を軽減したこと、また、従来の慣習を変える新たな仕組み構築で大きく物流を効率化させたことが評価されたものです。 12月15日(火)に日経カンファレンスルーム(東京都千代田区)で開催された「グリーン物流パートナーシップ会議」で、本取組みを実現したTOTO株式会社、TOTOハイリビング株式会社、クリナップ株式会社、クリナップロジスティクス株式会社の4社への表彰が行われました。

評価されたポイント

【1】環境負荷の軽減
配送の車両を削減することで、両社あわせて340t/年のCO2を削減。

【2】垣根を越えた取組み
販売上競合関係にある両社が競争領域ではない物流面で手をつないだ。(住設業界の先駆事例)

【3】従来慣習を変える新たな仕組みの構築
従来のTOTOキッチン配送の慣習「ピンポイント時間指定(1現場1車配送)」を「時間幅指定(複数現場積み合わせ配送)」へ変える取組みに全社を挙げて推進した。
また、そのフォローツールとして「到着予定時間をお届け先様にお知らせする仕組み(ショートメッセージサービスを使った伝達の仕組み)」を構築した。

図:到着予定時間をお届け先様にお知らせする仕組み

TOTOのこれまでの取り組みと環境目標

TOTOグループでは、創立100周年の2017年に向けた長期経営ビジョン「TOTO Vプラン2017」を策定し、「真のグローバル企業」を目指し事業活動に取り組んでいます。その活動の1つである「デマンドチェーン革新」では2010年度より、輸送体制の改革や、物流センター作業の改革など革新活動に取り組み、物流リードタイム(※1)3.9日から2日へ(全拠点平均)、また物流センター内での出庫リードタイム(※2)「ゼロ」体制を確立(1.5日から0.5日)しています。
また、環境への取り組みをグローバルに推進すべく、2014年に「TOTOグローバル環境ビジョン」を策定しました。同ビジョンにおいて「グローバル環境目標」を設定し、2017年度までに施策による事業所からのCO2排出量2.9万t削減(2013年度比)をめざすなど、様々な面で地球温暖化防止に取り組んでいます。
今後も持続可能な社会の実現に向けて、さらなる環境負荷低減活動に取り組んでまいります。

※1:「物流リードタイム」・・・商品を生産工場からお客様に配送するまでの時間。
※2:「出庫リードタイム」・・・工場から届いた商品を物流センターで入庫してから客先ごとに梱包し、発送エリアに分け、荷札を付けて出庫するまでの時間。

TOTOグローバル環境ビジョン

これまでの環境活動をよりグローバルに進化させるために策定したグローバル共通のビジョン。各国各地域の環境問題や社会課題と向き合い、6つのテーマで環境へのとりくみを推進し、創立以来、長年にわたり培ってきた『水』に関するノウハウを生かして、さらなる環境貢献へと発展させていきます。

詳しくは下記URLをご覧ください
http://www.toto.co.jp/company/environment/vision/index.htm

【ご参考】

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