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UD Style TOTOのユニバーサルデザイン

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TOTOと日経デザインが見つけた、身近なユニバーサルデザインを紹介するコラム「ホッとワクワク」。
第11回からは、お出かけのときに利用するいろいろな施設のユニバーサルデザインにフィーチャーします。

暮らしのUD

ホッとワクワク

TOTO×日経デザイン

第18号
搭乗口までラクラク移動。UDターミナル 3

第16回第17回に引き続き、第18回も、東京・羽田の「羽田空港新国際線旅客ターミナル」を紹介する最終回。同ターミナルは設計の段階から複数の有識者、利用客などに協力をあおぎ、ユニバーサルデザインに力を入れました。第18回は、利用客の通路や施設の用途を示す、さまざまなサインに着目。ターミナルという大空間の中で、外国人も含めた老若男女がひと目で判別できるようにするため、どんな工夫が盛り込まれているのでしょうか?

羽田空港全景羽田空港新国際線旅客ターミナルは、24時間運用ターミナル。直線的でわかりやすい動線をプランニングしたうえ、チェックインカウンター、レストラン街などの施設を集約して使い勝手を高めた。旅行客をはじめスタッフの動きやすさも重視している(写真:すべて山田慎二)

アイデア5 地図が苦手な人もわかりやすい、半立体の案内図

地図や案内図が苦手で、いつの間にか迷子になってしまう…という人は多いのではないでしょうか。現実の空間と案内図がなかなか一致しにくく、眺めているうちに東西南北も混乱してしまうという悩みを聞きます。この案内図をご覧ください。ターミナルの空間が半立体で描かれているので実際の空間をイメージしやすく、エスカレーターやカウンターなどさまざまな人が目的地を認識しやすいのです。案内図の位置から見たように、図の方向がレイアウトしてある点も嬉しいですね。

ターミナル案内図ターミナル内の案内図。エレベーターやエスカレーター、各チェックインカウンターなど使用頻度の高い設備を中心に半立体にしている。人が描かれているため、親しみやすい印象も。現在地の表示が大きく分かりやすい点も特徴

半立体の案内図

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アイデア6 国籍にかかわらず用途が伝わる、ピクトグラムを活用

国際線の旅客ターミナルの利用客は、国籍もさまざまです。日本語がわからなくても用途や場所がわかるよう、同ターミナルでは、ほとんどの施設にピクトグラムを表示しています。施設の前に提示しているほか、アイディア5の案内図にも英語、中国語、韓国語の表記と一緒に描きこんでいます。トイレなど使用頻度の高い施設では、ピクトグラムは特に大きく扱い、配色を工夫して目立たせました。また、ピクトグラムを含む様々な表示や案内板を、なるべく大きくし高い位置に設けたのも工夫のひとつ。ターミナル内が混雑しているときでも、離れたところから確認し、目的の場所までたどりつくことができます。どんな状況であっても、多くの人に旅の前のひとときを快適に過ごしてほしい、というスタッフの心遣いが感じられます。

トイレ前の看板女子トイレ表示板左はトイレの案内表示板。男性用と女性用があること、多機能トイレ、ベビールームが同エリアにあることがわかる。また、ピクトグラムの図柄で、設置されている機器の種類はもちろん、多機能トイレの跳ね上げ式手すりが便器の左右どちらについているかも表示されている。右は女性トイレの前の案内表示板。帯状の背景を天井から床までに使い、人目をひきつける

チェックインカウンターチェックインカウンターを示す英字は、同フロア内のどこからでも確認できる大きさ。空間と比してかなり大きく、他の空港の表示よりも目立つ印象

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(日経BP社「日経デザイン」 介川亜紀 フリー記者)2011年3月22日掲載
※『暮らしのUD ホッとワクワク』の記事内容は、掲載時点での情報です。

次回予告
次回の更新は4月下旬頃を予定しています。

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