第9回 トイレ川柳大賞 審査員コメント

第9回 トイレ川柳大賞 審査員コメント

27,763句ものご応募の中から選ばれた入賞作品についてのコメント。

選考内容について<

今回は応募総数27,763句という多くの応募をいただき、その中から、「おしりだって洗ってほしい」のコピーライター仲畑貴志氏に選考いただき、ネオレスト発売20周年記念賞(1句)・GREEN CHALLENGE賞(1句)・トラベル賞(1句)・キッズ賞(4句)・優秀賞(13句)・佳作賞(20句)が決定しましたのでご紹介します。

ほんの小さなスペースのトイレですが、日常生活のなかで重要な役割を担っていることがわかる句や、様々な悩みや喜びが詰まっていることが分かる句など、たくさんの句が寄せられました。

ネオレスト発売20周年記念賞・GREEN CHALLENGE賞・トラベル賞・キッズ賞・優秀賞の20句については、TOTO出版発行のトイレットペーパー型のトイレ川柳集「第9回トイレ川柳大賞(¥350予定)」に掲載し11月10日(いいトイレの日)に出版予定です。

審査員コメント

コピーライター 仲畑貴志氏

第9回の『TOTOトイレ川柳』は27,763句もの応募総数となりました。その中から慎重な選句をした結果を発表します。
グランプリにあたる「ネオレスト発売20周年記念賞」は、「流れ雲」さんの「グッときたトイレを磨く孫娘」に決定しました。いまどきの若い者はという常套句があるように、いつの世も若い世代の言動には注文を付けたくなるものらしい。しかし、流れ雲さんのお孫さんはトイレ掃除をいとわないような娘さんだという。なかなか感心な、いまどきの若いもので、おまけにそれが可愛い自分の孫だというのですから、そりゃあグッとくる。
「グリーンチャレンジ賞」は、「ユウコ」さん作の「夏はオフ冬はぬるめのエコシャワー」。ウォシュレットの洗浄用の水温問題。夏はオフというのは、まず普通にうなずけますが、冬は「ぬるめ」というところがいいですね。こういう行為は、ともすると頑張りすぎたり行き過ぎたりしがちなもの。そこを、ほどほどの「ぬるめ」で実行する。無理のない分だけストレスがないし、それだけ持続する。結果、エコ問題に長〜く寄与できる。
「トラベル賞」は「ぽこぽこ」さんの「海外旅行トイレシックにかかる僕」。これは、皆さん実感されているでしょう。トイレ空間そのものの快適さでもずば抜けていますが、さらにウォシュレット存在を加味すると、日本のトイレは世界で一番と言っても過言ではないでしょう。
「キッズ賞」もそれぞれ、子供たちの斬新な視点が捕らえた名句を四句得ることが出来ました。ありがとう。

仲畑貴志