第6回 トイレ川柳大賞 審査員コメント

第6回 トイレ川柳大賞 審査員コメント

選考内容について<

今回は応募総数24,463句もの応募をいただきました。その中から、「おしりだって洗ってほしい」のコピーライター仲畑貴志氏に選考いただき、最優秀賞(1句)・ウォシュレット30周年記念賞(1句)・グリーンチャレンジ賞(1句)・キッズ賞(4句)・優秀賞(13句)・佳作賞(20句)が決定しましたのでご紹介します。

ほんの小さなスペースのトイレが、会社や家庭といった、日常生活のなかで重要な役割を担っていることがわかる句が多く寄せられました。

トイレ川柳第6回 最優秀賞・ウォシュレット30周年記念賞・グリーンチャレンジ賞・キッズ賞・優秀賞の20句については、TOTO出版発行のトイレットペーパー型のトイレ川柳集「第6回トイレ川柳大賞(350円予定)」に掲載し11月10日(いいトイレの日)に出版予定です。

審査員コメント

コピーライター 仲畑貴志氏

「お宅のトイレは、何リットル?」と、節水意識を問いかける便器のテレビコマーシャルの影響か、節水、環境などをテーマとする句が目に付きました。しかし川柳は、そこに作者独自の視点がなければ、ただ主張したり、物事を説明するだけでは句になりません。

今年度の『最優秀賞』は、「おしおきで閉じ込めたのにはしゃいでる」に決定しました。快適になったトイレ空間を直裁に主張するのなら、川柳でなくても伝わります。そこを、このように表現することによって、ヒトの思いがこめられる。

『ウォシュレット30周年記念賞』は、「あの頃はボタン押しては大騒ぎ」に。ウォシュレットという、まったく新しい価値と提案を持って生まれた商品に接したときの、あの驚きがよみがえる表現でした。

『GREEN CHALLENGE賞』は、「これ以上どんな進化があるトイレ」。ご不浄といわれた便所から、現在の健康管理の空間にまで進化したトイレを見ると隔世の感がありますね。

優秀賞で目を惹いたのは、「トイレにもつけてほしいなエコポイント」。エコカー補助金や、家電のエコポイントがあるなら、エコ便器にエコ減税がないのはおかしくない?という思い。じっさい、最高水準の4.8リットルという超節水便器のラインナップが揃い、大幅な節水効果が得られるのだから、積極転換策として補助があってもいいですよね。

さて、『キッズ賞』では、子供たちならではの視点から詠まれた句が集まりました。「気がつけばいつも読んでるTOTOの字を」の句など、もうあたり前の景色となってしまった日常のひとこまをうまく切り取っています。

コピーライター 仲畑貴志