技術職 矢戸 舞

美術学部 デザイン科卒、2010年入社
デザイン本部 デザイン企画部 マーケッティングデザイングループ デザイナー

素敵な「まいにち」を、デザインで実現したい。

誰もが使うものをオシャレでかっこよく。

量産品のデザインがしたいって、高校ぐらいから思っていました。誰もが身近に使うものが、オシャレでかっこよくあってほしいなと。
TOTO製品は、まさに生活に密着したもの。便器のサイドシルエットや角アールの形状が、いいなって思っていました。
入社後、最初に配属されたのは、便器、シャワー、水栓金具など単体製品を取り扱う部署です。その中で、樹脂の「エアインシャワー」や、そのパッケージデザイン、派生形の「エアインクリックシャワー」などを担当しました。他にも、高齢者施設に向けた製品のデザインなども手がけています。

変えてはいけないシャワーの角度がある。

メーカーのデザイナーは、制約が多い中でデザインを検討します。 コストやスケジュールという壁もあるし、次々起こる開発上の問題に対して、デザイン変更や修正を依頼されることもしょっちゅうです。
さらに、TOTOには、長年開発していく中で出した「シャワーハンガーに付けたときに、日本人が風呂椅子に座って胸に当たる角度」なんてものまであって、勝手に変えてはいけないんです。それは生活に密着した製品を提供するTOTOだからこそ、何よりお客様の使いやすさや安全性を重視している証。メーカーとしては安定して製造できることも大切です。私もデザイン性を追及する一方で、TOTOの安全に対する想いは共感しているし、大切にしている部分です。

ダサいものができたら、私の責任。

けれど、開発・製造側の意向だけを優先していると、大きく太い形状になったりします。ダサいものが世に出たら、それは、私たちデザイナーの責任。様々な制約がある中で、開発など他の部署と図面を見ながら1ミリ単位で交渉し、製品のデザイン性を担保する。もちろん、そのうえで、きちんと使ってもらえる製品として世の中に送り出す――それが、デザイナーの役目です。

「普段使うならこれ」

だからこそ、手がけた製品が発売されたときの達成感は大きい。私も、エアインシャワーをホームセンターで見たときは、嬉しかった。前をうろうろして、店員さんに声をかけられたほどです(笑)。
また、「メッキなど高級なものもあるけれど、白の樹脂部材が多い日本の風呂で、一番合うのはこれ(樹脂製)だな」と、デザイングループのみんなが言ってくれたのも嬉しかった。まさに、私がやりたかった「誰もが身近に使うものがオシャレでかっこよく」だったから。

「この人と組みたい」と思われるデザイナーに。

現在は、キッチンなどシステム製品を担当しています。今まで手がけていた単品製品とは異なる発想が必要なので、今は、自分ができることは何かを考えるので精一杯。早くいい製品を出していきたいです。デザイナーは、発想も磨いていかなければならないので、勉強する姿勢をなくさないようにしなければって思っています。
目標は、「この人と組みたい」と思われるデザイナー。一緒に組むと心地良く仕事ができる上司がいるのですが、そういう人になりたいです。

学生のみなさんへのメッセージ

やりたいことが明確にあるに越したことはないけれど、会社に入って、違うことをやるようになっても、それはそれで面白いと思います。柔軟に対応することが大切かなと。その中でも、ただ流されるのではなくて、自分がどうしたいのか、たまに振り返ってほしい。せっかく会社に入るのだから、自分の想いとまわりの知識、力が融合して新たな価値が生み出されることに、面白さを感じてほしいですね。
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