技術職 鈴木 健太

システム情報工学研究科博士課程修了、2008年入社
総合研究所 商品研究部 機能水研究グループ

大学ではロボットを研究。現在は水を研究。

福祉系のロボットを研究。

大学院では、高齢者や障がいのある人の歩行を支援する装着型ロボットの研究をやっていました。障がいのある人の生活をサポートする製品を開発したいと思っていて、トイレアシストなど福祉に配慮した製品をつくっているTOTOに惹かれました。

機能水づくりを手がける現在。

最初に配属されたセラミック技術研究グループでは、半導体製造装置に使われるセラミックの薄膜(AD膜)の製造装置を開発、製造ラインの立ち上げまでを経験しました。
今は、機能水を研究しています。現在TOTOは、「きれい除菌水」を使ったトイレをつくっていますが、例えば除菌だけではない機能を持った水などを、水道水中のイオンを制御することで実現しようとしています。
今の業務は化学がメインですね。入社数年間携わった製造装置開発でも、ベースの技術はセラミック材料でした。

「可能性を感じるから『やってみろ』と言うんだ」。

テーマという意味では、確かに、学生時代の専攻とは直接関係がありません。最初は戸惑いましたが、先輩に、「自分が思う強みと他の人が思う強みは違う。その人に可能性を感じるから、『こんなことをやってみろ』と言うんだ」と言われました。そうやってチャンスを与えられたら、技術者として幅が広がります。キャリアを積んでいくうえでも有益ですよね。それからは、学生時代の専攻にこだわらず、与えられた環境の中で、自分の強みは何かを考えるようになりました。

強みは、システムインテグレーションだ。

そんな中で、自分の強みを考えたときに出した結論は、「自分は工学部出身。『システムインテグレーション』ならできる」でした。
強みを自覚したうえで、「これをやりたい」と言えばやらせてもらえる風土がTOTOにはあります。前の部署でも今の部署でも、まわりに化学系出身の先輩がたくさんいるので、質問したり知見を活用したりしながら、要素技術を組み合わせて何ができるかを考えることに注力しました。その結果、TOTOにとって新しい事業領域である製造装置を開発できました。機能水も2、3年後には、製品化できそうです。

TOTOのものづくりを発信していきたい。

今の目標は、現在の研究を必ず製品化すること。業界の中でも新しい技術なので、製品に結び付けたら、新しい価値を世の中に提案できると思います。
あとは、博士という肩書を上手く使って、社外の人たちと連携していきたいですね。学会でTOTOの研究やものづくりを発表したり、社外の新しい技術やトレンドを、上手くキャッチしていきたい。会社も、外部とのコラボレーションを推奨しています。各々の強みを見つけて、新たな価値を生み出すことができるのも、私の強みだと思うので。

学生のみなさんへのメッセージ

TOTOに限らず、今、勉強していることを、そのまま活かして仕事ができるということは少ないかもしれません。けれど、自分の専門性がそのまま使えないときこそ、自分に秘められた可能性を引き出すチャンスだと捉えてほしい。学生時代の研究はどんな分野でも絶対に役に立ちます。テーマは変わるかもしれませんが、取り組み方や目標達成へのアプローチなどは、何にでも使えますからね。そのうえで、「ここが強みなんだ」というのを自分で見つけていければ、どんなギャップがあっても、柔軟に対応できる技術者・研究者になれると思います。
TOTOには、人を成長させる幅広い技術領域と人財が揃っています。TOTOに入ったら自分はどんな可能性を見つけ、どう成長ができるか、ワクワクしながら選考に臨んでほしいですね。
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