技術職 岩本 晶吾

総合工学府 物質理工学専攻修了、2007年入社
機器水栓生産設計部 福祉商品開発グループ

「これがないと困る」――福祉商品に携わるやりがいと責任。 

身のまわりで使うものを手がけたかった。

専攻には特にこだわらずに就職活動をしていましたが、「製品を開発したい」という気持ちはありました。特に、自分や家族が身のまわりで使うものを手がけてみたかったので、TOTOを選びました。。

入社以来、福祉商品の開発に携わる。

ずっと、福祉商品の開発に携わっています。
これまで、座ったままでシャワーを浴びることができる車いすや、ポータブルトイレなどの製品改良を担当。また、公共の多目的トイレの中についている多目的シートとトイレアームレストは、新製品開発に関わりました。特に、トイレアームレストの開発では、中心メンバーとして企画から参画。中国で生産する製品だったので、現地に行って、品質チェックや技術指導なども行っています。

発売前に福祉施設の方にご意見を伺うことも。

体が不自由な方が使う製品ですから、普通の製品以上に、安全性について気を付けなくてはなりません。また、例えば、足の不自由な方が使うことを仮定して開発を行っても、本当に足が不自由でないと、使う状況を再現することは難しい。どんなに検証を繰り返しても、「本当に大丈夫だろうか」と心配になります。
だからこそ、TOTOでは、使い心地を検証するため、発売前に試作品を福祉施設の方に使っていただき、ご意見を伺ったりしています。そのときに、「これがないとお風呂にいけない」「トイレに行けない」などと言われると、責任の重さを感じます。体の不自由な人がもっと悪くならないように、しっかりやらねばと意識しますし、大きなやりがいでもあります。

世の中に貢献できる製品を開発していきたい。

まわりには、福祉関係の製品に携わることを希望していた人がいっぱいいます。そういう人たちと関わる中で、私の福祉に対する意識も高まってきたように思います。
一方で、福祉商品に以外のものづくりを、経験してみたい気持ちもあります。福祉商品に関わる中で、どういう身体状況のお客様が使うか、よく考えてきました。ここで培った知見は、福祉商品に限らず、バリアフリーやユニバーサルデザインなどの領域で活かせると思っています。TOTOは、こういう領域についてたくさんの製品を開発していますからね。それによって、さらに多くの人の役に立つものづくりができたらなと思います

学生のみなさんへのメッセージ

就活はいろいろと悩むことも多いですが、今のうちに大いに悩んだ方がいいと思います。自分の道です。悩んで悩んで、本当にやりたいことを決めてから、会社は選ぶべきだと思います。
また、理系の人は、専攻を活かしたいと考える人も多いと思います。私は、研究してきたセラミックとは、直接関わりない仕事をしていますが、やりがいある仕事ができています。あまり、こだわらなくてもいいんじゃないかな。また、仮説、実験、検証・考察といった研究のサイクルはどんな開発でも一緒。学生のときの経験が、必ず役に立ちますよ。
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