技術職 原島 立成

情報工学研究科知能工学専攻修了、2011年入社
ウォッシュレット生産本部 ウォッシュレット開発第二部 商品開発第四グループ

ウォシュレットの新機能を開発。発売後に、お客様の反応を直接確かめる。

バイオメカニクスの知識を活かせると思った。

TOTOは、まず、老若男女すべての人に使われる製品を手がけることが魅力でした。また、私は、大学院で骨伝導による補聴器を研究していて、医療や福祉などにも興味がありました。水回りは医療や福祉にも関係が深い。大学で培ったバイオメカニクスなどの知識を活かす分野が、TOTOには必ずあると思ったんです。また、機械だけでなく広い領域を扱っている私の強みを活かす働き方もTOTOならできると感じました。

水、光、空気に携わる。

1年目は研修を受けながら、ウォシュレットの熱交換器ユニット――お湯をつくるユニットで、制御の難しい箇所です――の評価・テストを担当。2年目は、海外向け高級製品に搭載される「Actilight」の開発に携わりました。「Actilight」は、便器表面に光触媒の層をつくり、ふたを閉めたときに一定時間紫外線を照射、便器表面の汚れを抑える技術です。私は、紫外線照射ユニットの開発を担当しました。「光」に関する技術の蓄積がTOTOには少ない中、先駆者として勉強しながらの開発でした。
3年目で担当したのは「空気」。トイレ空間のニオイを取り込み、除菌水フィルターに捕集して脱臭した後、捕集したニオイ成分を「きれい除菌水」で洗浄・除菌する「においきれい」を開発しました。
TOTO社員やお客様の家に出向き、掃除の頻度・季節・家族構成などによってどんな匂いが生じるか、その検証から開発はスタート。私は製品の仕様決めを主に担当しました。他の開発メンバーや品質保証部門、購買部門などと協力して、脱臭性能と実用性(耐久性や量産性など)が両立できるフィルター部材の選定、機能が詰まったウォシュレット内でのユニット形状や配置決め、「きれい除菌水」のフィルターへの給水方法などを検討していきました。

お客様の評価を直接聞くことができる。

2015年2月に製品が発売されたあとも、私の仕事は終わりません。事業部のある小倉から関西支社に2カ月間出向き、営業やメンテナンス部門と、購入されたお客様先を訪問、お問い合わせやご指摘にお答えする役割を担いました。販売を担当するお得意様に、意匠から機能まで新商品の説明を行うのも、私の仕事でした。
発売後、開発者がお客様やお得意様とお会いする機会があるのは、とてもいいことだと思います。いくらお客様視点で開発に臨んでいても、気付けないお客様のニーズがありますからね。
それに、お客様の「トイレじゃないみたい。スゴイ」という声、お得意様の「TOTOってまだ進化するんだ。技術力あるよね」なんて声を、直接聞けるのは開発者としてこの上ない喜びです。同時に、この評価を裏切ってはいけないと身も引き締まります。

新たな文化を創造する役目をTOTOは担う。

水回りに関して、常に新たな文化を創造する役目をTOTOは担っていると思います。例えば、超高齢化社会の日本に対応した製品を開発するとか。超高齢化社会に対応する製品は、専攻していたバイオメカニクスにも関連すると思うので、自分自身の強みとTOTOの技術力を使って、新たな価値を生み出す研究開発をしていきたいですね。

学生のみなさんへのメッセージ

私もそうでしたが、意外に自分のことって知らない。就職活動が始まるまで、しっかりと自分を見つめなおす機会って意外と少ないんですよね。ましてや企業についてなんて分からないので、どうしても福利厚生や安定性といった分かりやすい基準で判断しがちです。ただ、「その会社を通じて社会にどんな貢献ができるか」という観点で、会社を選んでみても良いのではないでしょうか?その中で、TOTOを選んでもらえたらありがたいですね。
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