技術職 羽田 陽子

工学研究科 機械工学専攻修了、2010年入社
環境建材事業部 BtoB事業推進部 BtoB開発グループ

シャワーの研究者から、光触媒の開発者へ。

お客様に寄り添う製品を、自分の力で。

TOTOを選んだ理由は、まず、専攻していた流体力学が活かせると思ったこと。二つ目は―技術者らしくないんですが(笑)―製品が好きだったこと。競合他社に比べて、お客様に寄り添っている印象があったんです。そして、機械系の女性の力を必要としていると感じたこと。お風呂やキッチンといった、女性がこだわりをもつ水回り製品を扱っているため、ものづくりにおいても女性の視点が重要になってくるのではないかと考えました。

シャワーの浴び心地を数値化し実証する研究。

入社して3年目までは、シャワーの浴び心地の研究をしていました。「心地よさ」というものが、どんな要素と関係があるかを感性工学専攻の先輩と二人で仮説を立て、私が測定・検証方法を考え、数値化・実証していく研究です。
学生時代は、ノズルの形状による水の流れや振動の違いなどを研究していましたから、最初から専攻に直結した仕事ができました。特に、計測技術などは、すごく役に立ちました。
私は、成果物がイメージできるとやる気が出るタイプなので、事業部で、自分の開発したものが実際に製造できるかを考えたり、お客様に製品が届くまでを経験したいと上司に言ってきました。現在は、念願がかなって、事業部で光触媒開発を手がけています。流体から化学へ。一見関係ないようですが、塗料も流体。均一に塗布する方法を考えるときなどに、専攻は活かせると思っています。

上下の隔たりがなく、人とのつながりが深い。

TOTOらしさは?と聞かれると、「上下の隔たりがなく、人とのつながりが深い」という言葉が浮かびます。直属の上司はもちろん、社長、副社長と話す機会も、結構頻繁にあるんですよ。また、例えば光触媒について何か質問すると、いろいろな部署からパッとメールが集まってきます。
女性の技術職が圧倒的に多いのも特徴ですね。シャワーの研究をしていた部署も、15人中女性は5人。女性に働きやすい職場がまさに体現されていて、産休を取得している先輩も多かった。制度がただの制度ではなく、本当に活用されていました

流体+光触媒という経験を活かしたい。

今は、光触媒を極めるのが目標。そのうえで、流体を専攻して光触媒もやったことがあるという、自分のオリジナリティを活かしていきたいですね。そういうキャリアを持つ人ってなかなかいないと思うから。そして、ウォシュレットのように、新しい生活文化をつくる製品を、ゆくゆくは手がけたいです

学生のみなさんへのメッセージ

私は、最初、どんな仕事がしたいか分からなかったので、消去法で企業を絞り込んでいました。でも、それでは自分の可能性を狭めてしまうことに気づいて、それからは面白いと感じた企業すべてを対象に、可能性が広がりそうなところを探していきました。そうして、TOTOに出会うことができたんです。だから、みなさんも、自分の可能性を広くする方向で、企業選びをしてほしいですね。
あと、時間や環境を有効に使ってほしい。会社に入ると、どうしても、学会に行って発表を聞くという時間は少なくなってしまいます。自分の研究を深堀りすることも重要ですが、例えば、友達の研究室に行って研究風景を見せてもらったり、学会で発表した後に自分の研究分野とは関係ない発表を聞いたりして、知見を広げることは、将来武器になりますよ。私も、やっていれば良かったなと、今、つくづく思います(笑)。
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