TOTO
リナ・ボ・バルディ
 
リナ・ボ・バルディ
ブラジルにもっとも愛された建築家
監 修=和多利恵津子
(ワタリウム美術館)
協 力=リナ・ボ・バルディ財団
発行年月=2017年11月
体裁=B5判変型(190×250mm)、上製、228頁、和英併記
ISBN=978-4-88706-369-3

ブックデザイン=groovisions

定価=本体4,300円+税
動画 準備中
知られざる女性建築家の魅力に迫る、日本初の作品集
TOTO出版では、『リナ・ボ・バルディ――ブラジルにもっとも愛された建築家』を11月22日(水)に刊行しました。

イタリア·ローマに生まれたリナ・ボ・バルディ(1914-1992)はイタリアで建築を学び実務を経験した後、戦後ブラジルに移住し、ブラジル建築の近代化と民主化に貢献した女性建築家です。ブラジル・モダニズム建築の礎を築いたオスカー・ニーマイヤー(1907-2012)の国家的プロジェクトとは対照的に、リナは建築を使う人びとのために、人びとと共に考え、開かれた建築を追究しました。また近代建築の理論とブラジル文化の土着的な魅力の両方を兼ね備えています。

本書では、処女作「ガラスの家」をはじめ、代表作「サンパウロ美術館」、「SESCポンペイア文化センター」、「テアトロ・オフィシナ」など主要な建築作品のほか、家具やキュレーション、舞台デザイン、植栽デザインなど、その幅広い創作活動を網羅しています。リナ直筆のドローイング、手記などの当時の貴重な資料と、本書のために撮り下ろした新しい建築写真も満載。また建築評論家・駐日ブラジル大使のアンドレア・コヘーア・ド・ラーゴ氏による序文、世界的に活躍するふたりの建築家、妹島和世氏と塚本由晴氏による対談も収録しています。

「クリエーションは人びとの自由な世界をつくるためのものでなければならない」というリナのエネルギーと自由に満ちた作品と生涯を、多角的な視点から再評価し、現在の建築界に位置付ける、リナ·ボ·バルディ作品集の決定版です。
立ち読み
プロフィール
リナ・ボ・バルディ Lina Bo Bardi
1914年ローマに生まれる。
1939年ローマ大学建築学部を卒業。
1940年ミラノでジオ・ポンティに師事。
1943年カルロ·パガーニと共にスタジオ開設、共に建築雑誌『ドムス』副編集長を務める。
1946年美術評論家のピエトロ·マリア·バルディとの結婚を機に、
第2次世界大戦の戦禍を被ったイタリアを離れ、ブラジルへ移住。
1951年自邸「ガラスの家」を建設、同年ブラジル国民となる。
1968年「サンパウロ美術館」完成。
1986年「SESCポンペイア文化センター」完成。
1992年自邸「ガラスの家」で生涯を終える。(78歳)
目次

序 アンドレア·コヘーア·ド·ラーゴ(駐日ブラジル大使)

建築作品

ガラスの家
サンパウロ美術館
SESCポンペイア文化センター
サンタ·マリア·ドス·アンジョス教会
サルヴァドール旧市街修復プロジェクト
テアトロ·オフィシナ
ヴァレリア·P·シレル邸
民衆文化伝承館
エスピリト·サント·ド·セラード教会
サンパウロ·シティ·ホール

建築周辺のデザイン

家具デザイン
キュレーションと会場デザイン
植栽デザイン
都市計画
日本とリナ
対談 妹島和世×塚本由晴

リナ·ボ·バルディの生涯

自伝 1914~51年
年表
あとがき 和多利恵津子(ワタリウム美術館館長)
作品データ
リナ·ボ·バルディ建築作品マップ
参考文献、出典、クレジット