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アルベルト・カンポ・バエザ 光の建築
 
アルベルト・カンポ・バエザ 光の建築
ALBERTO CAMPO BAEZA Idea, Light and Gravity
2刷
著者=アルベルト・カンポ・バエザ
発行年月=2009年6月
体裁=A5判(148×210mm)、並製、368頁、和英併記
ISBN=978-4-88706-301-3

デザイン=折原滋(O design)

定価=本体2,800円+税
スペイン・マドリードの建築家、アルベルト・カンポ・バエザ。待望の作品集が完成!
本書はスペインの建築家アルベルト・カンポ・バエザの代表作を紹介するビジュアルページと、事務所にて収録したインタビュー、氏の代表的なエッセイである「構築された概念/建築について」を収録したテキストページによって構成されています。

カンポ・バエザは建築家として活躍する一方で、25年にもわたってマドリード建築工科大学にて教鞭を執っており、教育者の立場からも建築について深く思考し続けています。寡作でありながら少人数の優秀なスタッフとともにつくり上げてきた、概念に裏づけされたシンプルで美しい作品はヨーロッパではとても高く評価されています。

ビジュアルページでは、代表作「グラナダ貯蓄銀行本社」をはじめ、近作の「アンダルシア記念美術館」、「オリニック・スパヌ邸」など23作品が収録されています。カンポ・バエザ本人によって選ばれたスケッチ、図面、そしてその場の空気までをとらえた美しい写真によってカンポ・バエザ氏が希求する建築の姿を紹介しています。

一方、テキストページのエッセイでは氏が建築の主要素とする「概念」「光」「重力」についてが10の散文で綴られています。氏の建築を支える概念がまとめられており、大学での講義テキストとして使用されています。

時代や流行に左右された建築が氾濫する現代、カンポ・バエザの作品は新鮮であり、また建築の本来の力強さを感じさせてくれます。ぜひともご覧下さい。
プロフィール
アルベルト・カンポ・バエザ Alberto Campo Baeza
1946年スペイン、ヴァリャドリードに生まれ、その後カディスに移る。祖父は建築家。父は外科医。1971年マドリード建築工科大学(ETSAM)卒業。大学ではアレハンドロ・デ・ラ・ソータ、フリオ・カノラッソに師事。1982年にハビエル・カルバハルとともに博士号を取得する。1986年よりマドリード建築工科大学教授。現在、終身教授として長年教壇に立つ。これまで、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)、ローザンヌ工科大学、ペンシルヴァニア大学、ダブリン大学、バウハウスなどで教鞭を執り、2001年にはコロンビア大学の研究員としてニューヨークで過ごす。主著『構築された概念』は、幾つかの言語に翻訳出版されている。マドリード在住。
主な受賞:1994年 世界建築トリエンナーレ特別賞(ドラゴ・パブリック・スクール、ガスパール邸)ソフィア、ブルガリア/ 1999年 FAD 賞(BIT センター・オフィス)バルセロナ、スペイン/2001年 マイアミ・ビエンナーレ、ゴールド・メダル(デ・ブラス邸)マイアミ、アメリカ合衆国/ 2004年 トロハ賞(グラナダ貯蓄銀行本社)マドリード、スペイン/ 2005年 マドリード建築家協会(COAM)賞(SM出版オフィス)マドリード、スペイン
目次

光を用いて建築の不在を構築すること………マニュエル・ブランコ
アルベルト・カンポ・バエザ………コレット・ハウゼ

主要作品・プロジェクト
・タウンホール (1980 ラ・コルーニャ、スペイン)
・パブリック・スクール (1985 マドリード、スペイン)
・トゥレガノ邸 (1988 マドリード、スペイン)
・ドラゴ・パブリック・スクール (1992 カディス、スペイン)
・ガスパール邸 (1992 カディス、スペイン)
・BITセンター・オフィス (1998 マヨルカ、スペイン)
・テレフォニカ・タワー (1999 マドリード、スペイン)
・デ・ブラス邸 (2000 マドリード、スペイン)
・大聖堂前広場 (1978-2000 アルメリア、スペイン)
・グラナダ貯蓄銀行本社 (2001 グラナダ、スペイン)
・アセンシオ邸 (2001 カディス、スペイン)
・アンダルシア評議会オフィス (2002 アルメリア、スペイン)
・メルセデス・ベンツ・ミュージアム (2002 シュトゥットガルト、ドイツ)
・SM出版オフィス (2003 マドリード、スペイン)
・ゲレーロ邸 (2005 カディス、スペイン)
・モンテンメディオ美術館 (2006 カディス、スペイン)
・ベネトン託児所 (2007 トレヴィソ、イタリア)
・オリニック・スパヌ邸 (2008 ニューヨーク、アメリカ)
・モリネール邸 (2008 サラゴサ、スペイン)
・自然風景観察センター (2008 ランサローテ島、スペイン)
・ルフォ邸 (2009 トレド、スペイン)
・大聖堂のはざまに (2009 カディス、スペイン)
・アンダルシア記念美術館 (2009 グラナダ、スペイン)
作品・プロジェクト一覧

アルベルト・カンポ・バエザ インタビュー
エッセイ:構築された概念/建築について………アルベルト・カンポ・バエザ
略歴

誤記のお詫びと訂正のお知らせ

『アルベルト・カンポ・バエザ 光の建築』(2009年6月刊行 初版第1刷~2刷)におきまして、記載に誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げますとともに、以下のとおり訂正させていただきます。

 315ページ
 誤)(20行目) ニーチェ=著、上英廣=訳
 正)(20行目) ニーチェ=著、上英廣=訳
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