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日本の現代住宅 1985–2005
 
日本の現代住宅 1985–2005
6刷
監修=石堂威、小巻哲
編集=ギャラリー・間
発行年月=2005年12月
体裁=B5判変型(190×250mm)、並製、500頁、和英併記
ISBN=978-4-88706-263-4

デザイン=折原滋

定価=本体3,800円+税
20年の住宅を体験したあなたへ 経験したいあなたへ
古くから建築の原点といわれ、また誰もが最も身近に接している建築「住宅」。新築着工戸数の多さ、狭小住宅に代表される敷地条件、資産家でなくても建築家と家をつくれる社会といったような日本の住宅事情は、世界的に見ても稀な状況であるといえます。

その日本の住宅を、ギャラリー・間の活動と併走してきた20年というスパンで俯瞰したとき、何が見えるのか。かつて近代建築の巨匠たちが、住宅をとおして建築の新しい理念を具現化しようとしたように、現代を生きる建築家たちは、住宅からどんなメッセージを発信しようとしているのでしょうか。

本書では、以前の時代との繋がりやその時々の言説を顧みることにより、また新規対談や書き下ろしの作品解説など、さまざまな視点から日本の現代住宅を読み解くことを試みました。

住宅という小さい世界にはまだまだ無限の可能性があり、建築家の眼前には新たな地平が広がっています。この20年を体験した人はもちろん、そうでない若い読者にとっても、過去を読みつつも未来をも読み解く一助となってくれれば幸いです。
監修者プロフィール
石堂威 Takashi Ishido
1942年台北市生まれ。64年早稲田大学第一理工学部建築学科卒業後、(株)新建築社入社。80~91年『新建築』編集長、86~88年には『住宅特集』創刊編集長を務める。92~95年(株)エーディーエー・エディタ・トーキョーにて『GA JAPAN』創刊編集長。96年都市建築編集研究所設立、代表。
小巻哲 Satoru Komaki
1954年千葉県生まれ。79年早稲田大学理工学部建築学科卒業。79年~2002年(株)エーディーエー・エディタ・トーキョーにてGA編集部所属。2003年スタジオ・コマキ開設。現在、フリーの企画・編集者として活動中。
コンテンツ

■ 書き下ろし論文、対談、コラム

住宅の20年
住宅の設計にどこまでの飛距離を期待するか? 小嶋一浩
時間の中の住宅 千葉 学
1985年につなぐための、住宅についての私的ノート 石堂 威
パドックの行方(対談) 隈 研吾×塚本由晴
コンテクスチュアリズムからコンセプチュアリズムへ 淵上正幸
断章 建築家からの住宅 植田 実
<抽象ゆえに幸福>な住宅 <幸福ゆえに抽象>を演出する建築家
1985年から2005年を思い出す未来派的エチュード 藤原惠洋

■ 全127作品(建築家91組)掲載、24の媒体・写真家のカットより厳選掲載!

[1985-1990]
「ハウスインヨコハマ」篠原一男、「シルバーハット」伊東豊雄、「アトリウム」早川邦彦、「K邸」安藤忠雄、「GAZEBO」山本理顕、「開拓者の家」石山修武、「KIVA」象設計集団、「東玉川の住宅」長谷川逸子、「結晶のいろ」高崎正治、「秋穂のアトリエ」中村好文、「PLATFORM ・」妹島和世、「HAMLET」山本理顕、「HOUSE F 1988」坂本一成、「数奇屋邑(邑庵)」石井和紘、「キヨサト閣」篠原聡子+隈研吾/空間研究所、「緑ケ丘の住宅」竹山聖+アモルフ、「COSMOS―都市住宅・1990」横河健、「好日居」斎藤裕、「阿品の家」村上徹

[1991-1995]
「佐木島の住宅」鈴木了二、「富士裾野の山荘」石田敏明、「成城の家 バス停前の家、交差点の家、BETWEEN、路地の家・・・」早川邦彦、「ネクサスワールド レム棟・クールハース棟」レム・クールハース、「ネクサスワールド スティーブン・ホール棟」スティーブン・ホール、「熊本県営保田窪第一団地」山本理顕、「岡山の住宅」山本理顕、「コモンシティ星田」坂本一成、「日本橋の家」岸和郎、「アルカイック・ジャパン」首藤廣剛、「荏田の住宅1985, 1992」富永讓、「NOS-h」石田敏明、「軽井沢の仕事場」磯崎新、「トラス・ウォール・ハウス」牛田英作+キャサリン・フィンドレイ、「住居No.14 筑波・黒の家」内藤廣、「BARN-3」吉本剛、「蓼科斜楼」飯田善彦、「森の別荘」妹島和世、「津山の家」村上徹、「I邸」北川原温、「ドラキュラの家」石山修武、「タンポポハウス」藤森照信、内田祥士、「箱の家 001」難波和彦、「家具の家」坂 茂 、「家族文化アパートメント「愛田荘」」宮本佳明、「F3 HOUSE」北山恒、「大宰府の住宅」有馬裕之

[1996-2000]
「S」青木淳、「住宅/スタジオ,生け花作家のための」中尾寛、「木箱 210」葛西潔、「白翳の家」坂本昭、「AURA」梅林克、「読売メディア・ミヤギ・ゲストハウス」阿部仁史、「壁のない家」坂 茂、「蕣居」齋藤裕、「久住章のゲストハウス2」淡路島ワークショップ、「Y-HOUSE」窪田勝文、「トウフ」玉置順、「立川のハウス」西沢大良、「GULL WINGS HOUSE」宇野享、「「ゼンカイ」ハウス」宮本佳明、「喜連舎」中東壽一、「ALICE」前田紀貞、「VILLA MAN-BOW」岡田哲史、「F-HOUSE・」古見演良、「ALTO B」谷内田章夫、「ミニ・ハウス」塚本由晴+貝島桃代/アトリエ・ワン、「梅ヶ丘の住宅」佐藤光彦、「ウィークエンドハウス」西沢立衛、「(5,200・)3,(6,400・)3+書斎/伊東邸」原広司、「スペースブロック上新庄」小嶋一浩、「岐阜県営住宅ハイタウン北方南ブロック第1期 妹島棟」妹島和世、「岐阜県営住宅ハイタウン北方南ブロック第1期 高橋棟」高橋晶子+高橋寛/ワークステーション、「六甲の集合住宅・・・・・」安藤忠雄、「祐天寺T邸」伊東豊雄、「NT」渡辺真理+木下庸子、「諏訪のハウス」西沢大良、「森の家」杉千春+高橋真奈美、「十里木の別荘」八木敦司、「玄海の週末住宅」塩塚隆生、「House SA 1999」坂本一成、「T・N-House」北山恒、「矩形の森」五十嵐淳、「屋久島の家」堀部安嗣、「VILLA FUJII」宇野求、「ambi-flux」米田明、池田昌弘、「F.O.B HOMES TYPE-A-001」梅林克

[2001-2005]
「世田谷村」石山修武、「ZIG HOUSE ZAG HOUSE」古谷誠章、「黒の家」千葉学、「T-set」千葉学、「エアー・ハウス」三分一博志、「町屋project」プロデュース:建築プロデュース研究所、「Thea-ory House/町屋project」丸山洋志、池田昌弘、「C House/町屋project」入江経一、池田昌弘、「nkm/町屋project」米田明、池田昌弘、「Ca」長田直之、「A_residence + studio」内村綾乃+高橋邦明 / A studio、「チュウクウ」城戸崎和佐、「屋根の家」手塚貴晴+手塚由比、池田昌弘、「黒/白の住宅 ヒムロハウス」小嶋一浩、「折本邸」原広司、「SPRINGTECTURE びわ」遠藤秀平、「ナチュラルエリップス」遠藤政樹+池田昌弘、「ペンギン・ハウス」山下保博、池田昌弘、「PLASTIC HOUSE」隈研吾、「此花の長床」中村勇大、「隅のトンガリ」石黒由紀、「アブストラクトの家」小川晋一、「梅林の家」妹島和世、「風の輪」五十嵐淳、「積層の家」大谷弘明、「4m×4mの家」安藤忠雄、「Y house」入江経一、池田昌弘、「高田の町家」奥山信一、「ガエ・ハウス」塚本由晴+貝島桃代/アトリエ・ワン、「OTA HOUSE MUSEUM」小嶋一浩、「TEM」ヨコミゾマコト、「等々力の集合住宅/T_Flat」豊田恒行/豊田土建、内村綾乃+高橋邦明/A studio、「エコムスハウス」山本理顕、「八ヶ岳の別荘」千葉学、「高過庵」藤森照信、「G」青木淳、「egota house A」坂本一成、「アコ・ハウス」塚本由晴+貝島桃代/アトリエ・ワン、「T house」藤本壮介

■ 再読:住宅を巡る言説 1985-2005、20年間に発表された10の論文を掲載

いま、「モダン・ネクスト」 (1988) 篠原一男
空間配列論 (1992) 山本理顕
小さなアクシデント、小さな住宅 (1995) 石山修武
脱近代的身体像 (1998) 伊東豊雄
「批評性」とは何だったのか (1998) 隈研吾
岐阜県営住宅ハイタウン北方 (1999) 磯崎新
家族が住まいを「転位」する (1999) 渡辺真理
閉鎖から開放、そして解放へ (2000) 坂本一成
「原っぱ」と「遊園地」 (2001) 青木淳
「読むこと」と「つくること」 (2001) 塚本由晴

関連書籍
B5判変型作品集(国内)
著者=内藤廣
関連講演会
著者=磯崎新、安藤忠雄、藤森照信、伊東豊雄
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監修=田尻裕彦、石堂威、小巻哲、寺田真理子、馬場正尊
著者=月尾嘉男、『カーサ ブルータス』編集部(吉家千絵子、西田善太)、松村秀一、押井守、種田陽平、五十嵐太郎
石堂威
監修=田尻裕彦、石堂威、小巻哲、寺田真理子、馬場正尊
登場建築家=青木淳、塚本由晴、阿部仁史、石山修武、磯崎新、伊東豊雄、岸和郎、隈研吾、小嶋一浩、篠原一男、妹島和世、曽我部昌史、千葉学、太田浩史、内藤廣、西沢立衛、長谷川逸子、原広司、藤本壮介、藤森照信、槇文彦、松原弘典、山代悟、山本理顕、吉村靖孝
小巻哲
監修=田尻裕彦、石堂威、小巻哲、寺田真理子、馬場正尊
著者=月尾嘉男、『カーサ ブルータス』編集部(吉家千絵子、西田善太)、松村秀一、押井守、種田陽平、五十嵐太郎
小巻哲
監修=田尻裕彦、石堂威、小巻哲、寺田真理子、馬場正尊
登場建築家=青木淳、塚本由晴、阿部仁史、石山修武、磯崎新、伊東豊雄、岸和郎、隈研吾、小嶋一浩、篠原一男、妹島和世、曽我部昌史、千葉学、太田浩史、内藤廣、西沢立衛、長谷川逸子、原広司、藤本壮介、藤森照信、槇文彦、松原弘典、山代悟、山本理顕、吉村靖孝
TOTOギャラリー・間25周年
著者=ケン・タダシ・オオシマ
登場建築家=トム・クンディグ、石上純也、ケリー・ヒル、ショーン・ゴッドセル、スミルハン・ラディック、パウロ・ダヴィッド、RCRアランダ・ピジェム・ヴィラルタ・アーキテクツ
ギャラリー・間15周年
ナビゲーター=五十嵐太郎
著者=アトリエ・ワン、ファクター エヌ アソシエイツ、遠藤秀平、西沢立衛、阿部仁史+小野田泰明、梅林克、クライン ダイサム アーキテクツ、マツオカ・ワン・アーキテクツ、みかんぐみ、宮本佳明、三宅理一、五十嵐太郎
企画・編集=ギャラリー・間
ギャラリー・間10周年
監修者=三宅理一、村松伸、淵上正幸
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