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ルイス・カーンの全住宅:1940–1974
 
ルイス・カーンの全住宅:1940–1974
7刷
写真・著=齋藤裕  
発行年月=2003年1月
体裁=B5判変型(190×250mm)、上製、314頁、和英併記
ISBN=978-4-88706-228-3

デザイン=太田徹也

定価=本体4,700円+税
建築のカリスマ ルイス・カーンの原点。世界初・待望の全住宅作品集。
どのような太陽のひとひらがあなたの部屋に入ってきますか――ルイス・カーン
ルイス・カーンといえば、まず頭に思い浮かべるのが、キンベル美術館やソーク生物学研究所など、端正なコンクリート建築ではないでしょうか? けれども、その一方で、カーンが20代の若きドラフトマン時代から住宅設計に熱心に取り組み、計画案も含めると50近くもの住宅プロジェクトを手がけていたことはあまり知られていません。個人住宅では20、そのうち実際に建ったのは9作品でした。カーンは1974年に亡くなるまで、どんなに大プロジェクトを抱えていようと、どんなに多忙をきわめようと、住宅の仕事を断らなかったといわれています。ルイス・カーンにとって、住宅とは何だったのか――その問いがこの本をつくるきっかけでした。現存するカーンの住宅をすべて訪ね、写真を撮り、施主と話をし、母校ペンシルベニア大学で図面を調べました。そこで見えてきたのは、住宅設計がカーンの設計アプローチを築きあげてきた原点であり、彼の全作品の根本となっていることでした。この本では1940年の個人住宅の処女作から、最晩年の全住宅を紹介しています。30年以上にわたる彼の住宅への設計アプローチを通してみることで、私自身、カーンを巡る旅をいま終えた気分でいるところです。――齋藤 裕
 
Louis I. Kahn(ルイス・カーン/建築家)略歴
1901
エストニア・サーレマー島に生まれる。
1906
フィラデルフィアに移住する。
1920-24
ペンシルベニア大学美術学部で学ぶ(1924年に建築学士号)
1921-33
在学中よりドラフトマン、のちにデザイナーとして設計事務所で働く。
1928-29
1年間のヨーロッパ旅行
1933-35
フィラデルフィア都市計画委員会の住宅供給研究におけるチーム主任を務める。
1935-37
ワシントンD.C. 再定住管理局の助役建築家を務める。
1937
事務所をフィラデルフィアに開設。
1941-42
ジョージ・ハウ、オスカー・ストロノフと共同事務所を開設
1942-47
オスカー・ストロノフと共同事務所を運営
1947
ストロノフとの協働関係を解消し、独立した事務所を構える。
イエール大学設計の批評主任
1949
イスラエルとパリに旅行
1950-51
アメリカン・アカデミーの駐在建築家としてローマに3ヶ月滞在する。
エジプトとギリシャに旅行
1955-74
ペンシルベニア大学建築学科教授
1961
ニューヨーク近代美術館にて、リチャーズ医学研究棟の展覧会
1966
ニューヨーク近代美術館にて回顧展
1971
アメリカ建築家協会よりゴールド・メダルを受賞
1972
王立英国建築家協会よりゴールド・メダルを受賞
1974
3月17日、インドアーメダーバードからの帰国途中、ニューヨークのペンシルベニア駅で心臓発作のため死去
著者プロフィール
齋藤裕(さいとう ゆたか/建築家)
1947
北海道小樽市生まれ。独学で建築を学ぶ
1970
齋藤裕建築研究所を設立
1986
日本建築家協会新人賞を「るるるる阿房」で受賞
1992
吉田五十八賞を「好日居」で受賞
1993
東京アートディレクターズクラブ・原弘賞を『ルイス・バラガンの建築』で受賞
1998
日本建築学会・北海道建築賞を「曼月居」で受賞
2000
日本建築学会・学会賞および作品選奨を「曼月居」で受賞

著書に、エッセー集『STRONG』(1991年/住まいの図書館出版局)、作品集に『現代の建築家シリーズ 齋藤 裕』(1994年/鹿島出版会)、『齋藤裕の建築』(1998年/TOTO出版)がある。また、近年は写真を媒介として空間を探求する試みをはじめ、写真集に『ルイス・バラガンの建築』(1992年/TOTO出版 ・ 1994年/メキシコ・ノリエガ出版・ 1996年/TOTO出版 改訂版)、『フェリックス・キャンデラの世界』(1995年/TOTO出版)、『建築の詩人 カルロ・スカルパ』(1997年/TOTO出版)、『カーサ・バラガン』(2002年/TOTO出版)がある。他にエッセイ集『STRONG』(2000年/住まいの図書館出版局)、『建築のエッセンス』(2000年/A.D.A. EDITA Tokyo)が出版されている。
関連書籍
ルイス·カーン
著者=ジョン・ピーター
翻訳者=小川次郎、小山光、繁昌朗

CDおよび本文収録インタビュー=アルヴァ・アアルト、マルセル・ブロイヤー、ヴァルター・グロピウス、フィリップ・ジョンソン、ルイス・カーン、ル・コルビュジエ、ルードヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、ピエール・ルイジ・ネルヴィ、リチャード・ノイトラ、オスカー・ニーマイヤー、J.J.P.アウト、イオ・ミン・ペイ、エーロ・サーリネン、ホセ・ルイ・セルト、丹下健三、フランク・ロイド・ライト

本文収録インタヴュー=ピエトロ・ベルーシ、カール・コッチ、マルク・ソージェイ、マックス・ビル、前川國男、ポール・シュワイカー、オズワルド・アルトゥール・ブラッケ、エリオット・ノイエス、ルドルフ・シュタイガー、ゴードン・バンシャフト、ファン・オゴールマン、エドワード・デュレル・ストーン、フェリックス・キャンデラ、エンリコ・ペレスッティ、マルティン・ヴェガス、エドアルド・カタラーノ、ジオ・ポンティ、カルロス・ラウル・ヴィジャヌエヴァ、マリオ・キャンピ、L.L.ラドー、ポール・ワイドリンガー、エドガルド・コンティーニ、ラルフ・ラプソン、フィリップ・ウィルJr.、ヴィレム・デュドック、アントニン・レーモンド、ウィリアム・ワースター、R.バックミンスター・フラー、アフォンソ・エドアルド・ヘイジー、ミノル・ヤマサキ、ホセ・ミゲル・ガリア、マルセロ・ロベルト、吉村順三、ブルース・ガフ、エルネスト・ロジャース、チャールズ・グッドマン、アルフレッド・ロート、ヴィクター・グルーエン、ポール・ルドルフ、ヘルムート・ヘントリッヒ、マリオ・サルヴァドーリ、アルネ・ヤコブセン、トマス・サナブリア
齋藤裕&B5判変型作品集(海外)
著者・写真=齋藤裕
編集=三輪直美
齋藤裕
写真・著=齋藤裕
齋藤裕&B5判変型作品集(海外)
写真・著=齋藤裕
編集=三輪直美
齋藤裕
著者=齋藤裕
編集=三輪直美
齋藤裕
著・写真=齋藤裕
編集=三輪直美
齋藤裕
写真・著=齋藤裕
編集=淵上正幸、三輪直美
齋藤裕
監修・著=齋藤裕
編集=三輪直美
齋藤裕
監修・著・写真=齋藤裕
齋藤裕
監修・著・写真=齋藤裕
B5判変型作品集(海外)
著者=クリスチャン・ケレツ
B5判変型作品集(海外)
監修=ビジョイ・ジェイン+ジョセフ・ファン・デル・ステーン
編集=TOTO出版
協力=スタジオ・ムンバイ
B5判変型作品集(海外)
著者=奥佳弥
写真=キム・ズワルツ
B5判変型作品集(海外)
監修協力=グレン・マーカット
著者=マリアム・グーシェ、トム・ヘネガン、キャサリン・ラッセン、勢山詔子
写真=アンソニー・ブローウェル
B5判変型作品集(海外)
監修協力=グレン・マーカット
著者=マリアム・グーシェ、トム・ヘネガン、キャサリン・ラッセン、勢山詔子
写真=アンソニー・ブローウェル
B5判変型作品集(海外)
編集=TOTO出版
B5判変型作品集(海外)
写真=吉村行雄
文=川島洋一 
B5判変型作品集(海外)
写真・著=齋藤裕