2004〜2007年の施工事例に見るオフィストイレのトレンド
(首都圏大型新築現場27物件 基準階トイレ)

設計者が今最もデザインに力をいれているところのひとつに、女子トイレのパウダーコーナーの設置があげられます。その目指すところは最新の新築オフィスや百貨店のような高級感のある空間、あるいはブティックのトイレのような見た目のクオリティの高さです。
プランニングのポイントは、洗面器を中心とした手洗いの場所とドライエリアを中心とした化粧の場所をいかに構成するか。たとえば、鏡は化粧時に隣の人の顔が映りこんでこないよう、個別化するなどの工夫も増えています。
そのほか、ダウンライトを中心に明るく影にならない照明計画、歯みがきセットや生理用品を持ち歩かずにすむ小物入れなどオフィス特有の設備があります。
また、歯みがき器は女性配慮だけにかかわらず、身だしなみへの関心からオフィストイレに要望される設備のひとつとなっています。
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ユニバーサルデザイン。これは企業が果たすべき社会的責任であり、多くの企業でワークスペース改修の度に社内環境のユニバーサル化が一歩ずつ進められています。
オフィスビルでも確実に多目的トイレの設置が増えています。
また、一般トイレでもリニューアル時にブース内や小便器への手すり設置、小便器の低リップ化などが見られます。
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オフィスビルの改修の中でも、既存のスペースや配管設備による制約が多いのがトイレリニューアル。しかし、もっとも改善の期待が集まるのもトイレリニューアルなのです。
これまで企業やワーカーが求める理想のトイレは、新築ビルで先駆的に実現されてきました。しかし、現在はリフォームの現場でもその内容に差はなくなってきています。
オフィスのイメージアップを図り、ビルの資産価値を維持・向上させるために、今後ますますトイレのリニューアルは注目されていくでしょう。