ストーリー02

透き通る美しさを追求するために

素材から板版、板版からカウンターへ。
接着作業は、研ぎ澄まされた感覚を求められる大事なプロセス。
次の工程へバトンを渡すために、油断することは何もない。
自分の工程で着実なゴールを目指すことが、最終ゴールへと大きくつながっていく。

塗装を施すことでガラスにはないやわらかい表情を浮かび上がらせる。
一定の歩幅とスピード、そして経験を生かしたリズムをひとつにして、均一さを追求していく。
慎重さと大胆さを使い分け、ときに同時に使いこなし、達成されるクオリティ。
色あせることのない仕事を残したい。

LEDの光を製品をすみずみまで当てながら、どんな不具合も見逃さない。
機械ではできないからこそ、丁寧な目視が一品一品への想いを深くする。
真剣な眼差しは、これまでの工程を振り返りながら、
すべての小さな作業にも含まれた揺るぎない価値を見届けている。

板状の透明な樹脂素材を、削る、接着する、塗装する、磨きあげることの精密さは、「クリスタル」の気泡ひとつない透明さ、そのものに表される。全行程を通して、職人ひとりひとりが自分の腕に託し、次工程へ受け継いでいく厳しさは、ガラスにはないどこまでも澄みわたる“やさしさ”へと昇華される。

ものづくりに込めた想い