
エレベーターを上がると、赤い絨毯の先に教会のステンドグラスを想起する光の壁に迎えられ、幻想的な雰囲気に圧倒される。
バーカウンターを抜け、厚手のドレープカーテンの先に進むと、まっさきに目に飛び込んでくるのは、正面に置かれた真紅のシャンデリア。壁一面のランダムなサイズにカットされた鏡が、フロア全体を万華鏡のような色彩と光の広がりをもたらせている。
「壁面の鏡に、奥の部屋のドレープや、壁に飾った額縁を映し出すことで、空間に光の屈折による赤や金の“色”の深みをもたらせた。
素材は直接光を当てて質感を出すよりも、間接的に鏡像と光のきらめきで神秘性を強調したかった」と大橋さん。 |