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第6回 整理収納アドバイザー 野村高子さん 洗面空間の収納から始めよう暮らしをラクに豊かにする片づけ術

ハブラシや洗剤など、さまざまなものが集まる洗面空間。家族みんなが毎日使うこともあり、片づけや掃除が行き届かない…などといったストレスを抱えている人は多いのではないでしょうか?今回、お話をお伺いしたのは整理・収納のプロ。洗面空間が狭くても効率よく収納する技や、片づけや掃除をしやすくする収納のコツなど、「整理整頓が苦手」という人でもトライできるキレイのキープ術を教えていただきました。洗面空間以外にも応用できるテクニックが盛りだくさんです!

洗面美人編集部

  • M子水まわり住宅総合機器メーカー勤務。マーケティング部門から洗面美人編集部へ。収納ノウハウ本が好きなわりには、片づかないのが悩み。夢はマイ洗面所。
  • J美年齢不詳の容姿を持つが、ウェブ制作についてはかなりのベテラン。愛犬&愛猫と生活中。趣味は解析。
お話をうかがったのは・・・

Home&Family代表 野村高子さん

整理収納アドバイザー。親・子の片づけマスターインストラクター。ご主人と娘さんと暮らす自宅を公開しての収納セミナーや、お客様のお宅へ伺ってのお片づけレッスンを行っている。ホームオーガナイザー、ライフオーガナイザー2級。
港区の整理収納アドバイザー 野村高子

「面倒くさがり」は片づけ上手の素質あり!?プロに聞く、整理収納の心得

「整理収納アドバイザー」ってどんな人?

M子「整理収納アドバイザー」とは、つまり“お片づけのプロ”だと思いますが、具体的にはどんなことをお仕事にしていらっしゃるのでしょう?

野村さん「整理収納アドバイザー」とは、ハウスキーピング協会が認定する資格で、1級を取得した人がプロとして活動できます。私の場合は自宅の収納スペースをお見せしながら、整理収納の基本をお伝えするセミナーを行ったり、お客様のご自宅に伺って、一緒に整理収納を行うなどの活動をしています。

J美野村さんは以前はメーカーに勤務されていたそうですが、「整理収納アドバイザー」のお仕事を始められたきっかけはなんだったのですか?

野村さん私が「片づけデビュー」したのは、社会人になってからでした。仕事が一段落し、机まわりを片づけた時の何とも言えない爽快感を味わったことがキッカケです。また、仕事から疲れて帰って来て、家が散らかっているとさらにくたびれちゃう。家が整っていると気分が落ち着いて、仕事にも前向きになれる。そんな実感から、家の片づけを大切にしてきました。
でも、家族ができて、自分は片づけに積極的だけど、家族が散らかしてばかりなことにストレスを感じるようになったんです。そんな中、整理収納アドバイザーの存在を知り、なぜ片づけてくれないのか、自分のやり方は合っているのか知りたくて勉強しました。その後、自分と同じような世の中の働くママたちを整理収納のチカラでサポートしたいという思いを抱くようになり、会社を辞め、整理収納アドバイザーとして独立しました。

 

「片づけ」は家族みんなで取り組むことが大事

J美野村さんは「親・子の片づけマスターインストラクター」という資格もお持ちです。こちらはどういった資格なのですか?

野村さん「親・子の片づけマスターインストラクター」は、親・子の片づけ教育研究所が認定する、親・子の片づけのプロフェッショナルです。
片づく仕組みづくりに必要な知識・情報スキルが学べる「親・子の片づけインストラクター2級認定講座」を開催できる認定講師の資格です。
整理収納アドバイザー」の資格を得て、学んだことを我が家で実践していたものの、小学生の娘は何度教えても全然片づけてくれない。散らかり放題の家を見るたびにイライラし、ものすごくストレスがたまっていきました。一方、主人も使ったものをなかなかしまってくれないし、「片づけて」というと、その辺に適当に突っ込んだり。こちらの思うようなしまい方をしてくれず、片づけは常に悩みの種でした。そうなった原因は、私基準のルールを家族に押し付けていたからだったんです。
親・子の片づけを学び、仕組みを作るだけでなく、相手への関り方も欠くことのできない要素であるとわかってから、収納のルールやスタイルを、再度、見直しました。また、娘や夫への声のかけ方を変えていったところ、少しずつできることが増えていったのです。今では娘が主人に片づけ方をアドバイスすることもあるんですよ。

J美同じように、子どもが片づけてくれないと悩んでいらっしゃる方は多いと思うのですが、例えばどんな声かけが効果的なのですか?

野村さん我が家の場合、片づけに全く興味がなかったこともあり、片づけると「いいことがある」「嬉しい」「楽しい」など、ポジティブな気持ちが持てるような言い方をするところから始めました。
「自分でやろう」という気持ちを引き出すには、出来ていることに気づき、認めてあげるのが大事。セミナーで我が家を訪れたお客様が、娘の部屋を見て「キレイだと感心していたよ」と伝えたり、娘のお友達が遊びに来て「お店みたい!」と褒められたりすると、片づけのモチベーションが上がるようです。
まだお子さんが小さい場合は、「ボールを何個しまえるかな?」とか、「どっちが早くお片づけできるかな?」というふうに、片づけを日常の遊びに取り入れて、習慣化させていくのがおすすめですね。

 

片づけしやすい収納づくりが暮らしをラクにする

J美日頃からの片づけが大切だとは思いつつ、正直にいうと私は整理整頓が得意ではありません…。どうすれば苦手意識を克服できるのでしょう?

野村さん実は私、ものすごく面倒くさがりなんです。余計なことはしたくないし、家事に費やす手間も時間もなるべく短縮したい。整理収納の理論を学び、時短につながったし、暮らしがラクになったと感じています。
「片づけは面倒なこと」と思われがちですが、実際は面倒をなくすためにも片づけは有効です。「あれがない」「これがない」と毎回探し物をしたり、それを片づけたりするのは、ストレスを感じるし、時間も手間もかかります。あらかじめものを厳選し、使いやすいように収納しておけば、そうしたストレスや手間から解放され、日常生活がスマートに送れるようになります。もちろん、住まいのキレイも維持しやすくなります。
整理収納は、暮らしやすさを得るために行うこと。でも「暮らしやすさ」の基準が人や家庭ごとに異なるように、使いやすい収納のスタイルも人によって異なります。持っているモノの量、種類、住まいの収納スペース、間取り、生活スタイル、家族構成、家族の性格もバラバラですよね。ですので、巷で販売されている収納便利グッズや書籍などで紹介されている収納術も、万人に合うとは限りません。その人の暮らしに合わせた最適なスタイルを見つけることが、片づけ上手になるための第一歩なんです。

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