洗面美人~きれいな毎日は洗面から始める!

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第5回 手肌も洗面空間もステキにするハンドウォッシュ『ウルルア』

キャッチコピーは“ステキ系ハンドウォッシュ”。美容液50%配合、コラーゲンに2種類のヒアルロン酸も配合という、スキンケアアイテム並みの品質に加えて、香水瓶をモチーフにした可愛らしいボトルデザインでも人気の『ururua(ウルルア)』。ただ洗浄するだけじゃない、手肌を守りながら洗面空間も彩るという、それまでになかった発想のハンドソープが誕生したわけを、牛のイラストが入った『カウブランド赤箱』でお馴染み、牛乳石鹸に伺ってきました。

洗面美人編集部

  • M子水まわり住宅総合機器メーカー勤務。マーケティング部門から洗面美人編集部へ。収納ノウハウ本が好きなわりには、片付かないのが悩み。夢はマイ洗面所。
  • J美年齢不詳の容姿を持つが、ウェブ制作についてはかなりのベテラン。愛犬&愛猫と生活中。趣味は解析。
お話をうかがったのは・・・

牛乳石鹸共進社 株式会社

マーケティング部 副主任 藤松源さん(左)
マーケティング部 磯部亮太さん(中央)
マーケティング部 谷口愛子さん(右)

牛乳石鹸

牛のイラストが描かれた石鹸でお馴染み、「カウブランド赤箱」を1928年から製造・販売している牛乳石鹸。正式社名は牛乳石鹸共進社。1909年に創業し、今年で創業107年を迎えた。
『ずっと変わらぬやさしさを。』のコーポレートメッセージのもと、化粧石鹸やシャンプー、化粧品などを製造・販売している化粧品メーカー。

日本初のハンドソープを生んだのは、「赤箱」でお馴染みの牛乳石鹸

1909年創業。国内シェアNo.1の石けんメーカー

M子牛乳石鹸共進社の代表ブランドと言えば、『赤箱』と『青箱』の牛乳石鹸ですね。

藤松さん正式名称は牛乳石鹸共進社株式会社というのですが、みなさんには「牛乳石鹸」と呼んで頂いています。1909年に創業し、現在2016年で107年目になります。
カウブランドの『赤箱』『青箱』をご存知の方が多いと思うのですが、今回お話させていただく『ウルルア』のほかにも、『ミルキィボディソープ』や高保湿ボディソープの『バウンシア』、ニキビケアの『スキンライフ』、『カウブランド無添加』のせっけんやシャンプーなどの商品もご支持を頂いています。『バウンシア』は、コスメと美容の総合サイト「@cosme」のランキングでも1位を頂いたりしています。
弊社の固形石鹸は、国内シェア1位を7年(2009年より)キープしています。『赤箱』は1928年の発売開始から、今年2016年で88年。牛乳石鹸のなかでも一番長いブランドです。2015年のベストコスメアワードも獲得しました。コストパフォーマンスの良さや、洗顔後に肌がつっぱらないといった評価を頂いています。

J美牛のイラストが入ったパッケージデザインがお馴染みですよね。

磯部さん赤箱のパッケージはずっと昔から変わらないように思われていますが、実は結構変わっているんです。初代の赤箱では、牛のお乳から牛乳が垂れ流しだったり(笑)。牛のイラストのほかにも、「COW」の文字のデザインや色に遍歴があります。最近は新たに、赤箱は「しっとり」、青箱は「さっぱり」というふうに、洗い上がりの特長をパッケージに盛り込みました。それぞれの特長がよりわかりやすくなったかと思います。(※カウブランドのサイトで「赤箱年表」がご覧頂けます)

M子製法は昔から変わらないのですか?

藤松さん牛乳石鹸の固形石けんは、「釜だき製法」という、大量生産しづらい製法で作っています。工場には直径4m、容量60tの大きな釜が全部で11基あって、これは石けん工場としては日本最大級の規模。大体、年間約1億個を製造しています。
この「釜だき製法」では、石けんを作るのに5日から一週間かかります。一方、他社では「中和法」という製造方法が多く採用されていて、この方法だと30分~40分で同じだけの量の石けんが作れます。この石けんの素に保湿成分などを添加するのですが、「釜だき製法」では、天然の保湿成分を含んだ石けんが出来上がるので、あとから加えるものが少なく、肌当たりもやさしい仕上がりになるというメリットがあります。

磯部さんただ、職人さんによる手仕事の部分が多いので、非常に手間暇がかかります。それでも、体と環境にやさしい、安心して使っていただけるものを提供したいという思いから、「ずっと変わらぬ やさしさを」とういう企業スローガンの通り、品質第一主義で、安く良い商品をお客様のもとへ届けるというスタンスで商品づくりに取り組んでいます。
『カウブランド』の牛のマークには、「商売は牛の歩みのごとく」という、ゆっくりでいいからちょっとずつ着実に前進しようという社としての思いも込められているんですよ。

女性誌と共同開発。リアルな読者の声を商品に

J美一方の『ウルルア』は、従来の牛乳石鹸のイメージからは意外なボトルデザインの商品でした。どのような経緯で生まれた商品だったのでしょう?

藤松さん実は1983年に日本で初めて家庭用液体ハンドソープを発売したのは、牛乳石鹸なんです。他社からもさまざまな液体ハンドソープが発売されるようになって市場が広がった近年、弊社でも液体ハンドソープで何か新しい提案がお客様にできないかと考え始めたのが、『ウルルア』開発に着手するきっかけでした。

谷口さん洗浄力や殺菌効果を謳うハンドソープが市場のほとんどを占める中、異なる路線からのアプローチを模索した結果、出てきたのがインテリア性も備えたスキンケアハンドソープという案だったんです。

藤松さん牛乳石鹸としても、これまでにない方向性への挑戦でした。そこで、30代ミセス向けの女性誌の協力を仰ぎ、読者の方々に意見を頂きながら、共同で開発に取り組んだんです。

J美読者の方々からは、どんな意見があったのでしょう?

谷口さん読者の方々には小さなお子さんがいる若いお母さんがたくさんいるんですね。まず、「殺菌力は絶対に外せない」という声が多かった。そして、海外のハンドソープのようなデザイン性が欲しいという声。「ママ友が家に来るときは、普段使いのものではなく、おしゃれなハンドソープを置く」というお母さんたちもいたのには驚きました。
国内メーカーの商品に比べ、海外の商品はデザインが良くても品質に不安があったり、価格も高いということで、殺菌力とデザイン性、さらに価格も手頃なハンドソープを目指すことになりました。

藤松さんもうひとつ、「うるおい」も欠かせないポイントでした。市販されている国内メーカーの液体ハンドソープについて、殺菌力や価格については満足しているけれど、うるおいも欲しいという意見があって。

J美殺菌力にデザイン性にうるおいに手頃な価格。盛りだくさんですね!

藤松さんそうなんです(笑)。開発には2年を要しました。中身もデザインも試作ができるたびに読者の方々の意見をお伺いして。洗面所はさまざまなものが置かれる場所なので、なるべく生活感を出したくないという意見や、リフレッシュできるものがいいという希望など、社内の意見よりも読者の方々の意見を可能な限り反映するというスタンスで開発に取り組みました。

※右側商品は初代デザイン、現在は発売されていません。

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