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第4回 作り手もアドバイザーもプロフェッショナル、こだわりのタオルブランド『今治タオル』

使えば使うほど風合いが増す今治タオル。お手入れの秘訣とは?

綿本来の柔らかさと優れた吸水性

M子高品質で人気の高い今治タオルですが、そんな今治タオルの具体的な特長を教えてください。

髙石さん安心・安全が今治タオルの特長です。特に優れた吸水性を担保しているので、お買い求めいただい後、洗濯をしなくてもすぐにそのままお使いいただくことができます。

中村さん吸水性とともに綿本来の柔らかさも、今治タオルが消費者の方に支持されている点です。タオルは糸を晒して白くする工程を織る前に行うか織った後に行うかで、先晒タオルと後晒タオルに分けられるのですが、今治タオルの多くは先晒なんですね。硬度が低く不純物の少ない今治の良質な水と、綿糸の油分と蝋質を適度に残す常温常圧の先晒加工によってはじめて、綿本来の柔らかさを引き出した吸水性の良いタオルを作ることができるんです。

髙石さん検査基準の中に沈降法という検査がありまして、タオル片を水に入れてから5秒以内に沈んだものだけがその試験に合格する独自の品質基準を設けています。5秒ルールの高い吸水性が特徴です。

M子5秒ですか!すごい吸水力ですね。ちょっと驚きです。柔らかくて吸水力の高いタオルの秘密が、今治の良質な水にあるということをお聞きして、改めて水の大切さについて気づかされた思いがします。ちょっとこじつけかもしれませんが、今治タオルと洗面所は「水」というキーワードでつながっているということですね(笑)!

中村さんそうですね(笑)。柔らかさも綿が持っている本来の柔らかさなので、柔軟剤を使った時の柔らかさとは異なります。実際にタオルに触れていただければわかりますが、同じ「柔らかい」という表現でも感触は全く違うんですよ。

柔軟剤は使わずに、干した後はパタパタと

M子柔らかさを保つための特別なお手入れ方法はあるのですか?

中村さん水量を多くし、摩擦を少なくして泳がすように洗われるとよいと思います。それと、柔軟剤入りの洗剤は極力使わないことです。

M子柔軟剤は使わない方がいいんですか?

中村さんはい。過度の柔軟剤はタオルをコーティングしてしまうので、吸水性が落ちてしまいます。また、コーティングされたタオルがこすれあって毛羽が落ちやすくなります。ですから、お客様には「過度の柔軟剤はお控えください」とお伝えしています。

M子そうなんですね。初めて聞きました。

髙石さん干し方にもポイントがあります。天日干しをしてしまうと水分の抜けが早くパリッとしてしまうので、風にはためかせるように日陰でゆっくり干されると乾き上がりも柔らかくなります。

M子乾燥機をお使いの方もいらっしゃると思うのですが、どうなのでしょう?

髙石さんできれば外干しで風にはためかせていただくのが理想ですね。

中村さんどうしても乾燥機を使われる場合は、最後まで乾燥させず、少し濡れた状態で風に当てていただきたいです。

髙石さんあとは、パタパタして起こしてあげるといいかもしれないですね。パイルが寝ている状態だと柔軟性と吸水性が悪くなってしまいますので。

M子だから、風に当てながら干した方がいいんですね!

髙石さんそうなんです。

中村さん風にはためかせるように干していただくと、パイルが立ちあがった状態で乾くんです。

M子良いことを教えていただきました。陰干しで風に当てるか、乾燥機なら少し濡れた状態でパタパタですか。今度、実際にパタパタしてみます。

髙石さんぜひ、お試しください(笑)。

M子繊維なので、ほつれたりだとか吸水性が悪くなってしまったりすることもあると思うのですが、タオルはどれくらいもつものなのですか?

髙石さんむしろパイルがほぐれてくると、空気を沢山含むようになるので、お買い求めいただいた時よりもフカフカになります。

M子そうなんですか!

髙石さんはい。使えば使うほど、風合いが良くなっていきます。ですので、タオルのもちは使い方にもよりますが、人それぞれといえるのではないでしょうか。「重曹を入れて洗えば、数年間持つわよ」というお客さまもいらっしゃいました。

M子丁寧に使えば、長持ちするということですね。

髙石さんそうですね。

中村さんやはり、それも皆さんの好みですから。使い方もこだわりも洗濯の頻度も、すべてがお客様のお好み次第だと思います。

M子だから、お二人はお客様の好みにあわせたご提案を心がけているわけですね。自分の好みにあったタオルが、ますます欲しくなってしまいました。

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