洗面美人~きれいな毎日は洗面から始める!

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第3回 暮らしのキレイづくりのプロに聞く、”おもてなし”の洗面空間

レストランやホテルの洗面空間に行くと感じる、あの心地よい“おもてなし”感。わが家の洗面空間もあんな風にしたい!
そう考える方は多いのではないでしょうか?
今回、洗面美人編集部がお話を伺ったのは、花王株式会社。洗剤から化粧品まで、“暮らしのキレイ”のための商品をつくるメーカーです。洗面空間を“おもてなしの場”にするためのキレイ維持のポイントを、花王「生活者研究センター」のみなさんにお聞きしました。

お話をうかがったのは・・・

花王株式会社 生活者研究センター

ファブリック&ホームケア研究室 室長 長谷川伸子さん
ファブリック&ホームケア研究室 伊藤公江さん
生活情報室 室長 福地奈津子さん

花王株式会社生活者研究センター

自社商品の消費者だけではなく、生活者全体のリサーチをすることを目的に設立された研究機関。ウェブサイト「くらしの研究」を通じて、研究結果や暮らしに役立つ情報を発信している。

生活者のリアルな日常から探す、“暮らしのキレイ”づくりのヒント

創業以来の想いが詰まったミュージアム

K子今回は、洗面空間のキレイを維持する秘訣をお伺いしたくて、東京・墨田区にある「花王ミュージアム」にお邪魔しました。
古代から現代までの人々のお風呂事情や掃除・洗濯事情、お化粧文化などがジオラマやタッチパネルなどで紹介されていて、とても面白いです!

長谷川さんここ、花王のすみだ事業所に開設した「花王ミュージアム」は、花王の創業からこれまでの歴史と商品だけでなく、創業以来収集してきた世界の洗浄文化にまつわる資料を展示しています。化粧品工場やヘアケア研究所と合わせてミュージアムを巡る見学コース(事前予約制)も用意しているんですよ。

K子世界の洗浄文化の遍歴を紹介するコーナーに、「日本で最初のウォシュレット」として、TOTOの初代ウォシュレットトイレも展示されていましたね!

長谷川さん昭和コーナーでは昭和30年代の公団住宅の一室を再現した展示があるのですが、そこの洗面台も当時のTOTOの商品なんですよ。

K子昔から現在までの洗濯用洗剤が並んでいましたが、昔はそれだけで自転車かごがいっぱいになるくらい箱が大きかったんですね。現在のようなコンパクト洗剤は花王が初めてで、たしか計量スプーンを付けたのも花王が最初だったんですよね?

長谷川さんそうです。その後、コンパクト洗剤は一気に業界の主流になり、計量スプーン付きも当たり前になりました。
「アタック」を始め、花王ではこれまで、既存の商品や価値観を覆すような商品をたくさん世に送り出してきましたが、生活者の声を聞いて、暮らしに必要だと思うものをつくる。そんな当たり前のことを当たり前にやり続けているんです。

K子創業以来、日本の清浄文化や清浄生活の向上をテーマに掲げられてきたとお伺いしました。TOTOも衛生機器を製造する企業として、同じ志で事業に取り組んでいます。

長谷川さん花王は、消費者や顧客の立場にたった”よきモノづくり”を行うことで、人々の豊かな生活文化の実現に貢献することをめざしています。

お宅拝見!で生活者のリアルを調査

K子消費者・顧客の立場に立ったものづくりを行動理念とされている花王ですが、すると、みなさんが所属する「生活者研究センター」は、お客様の声を集める機関なのでしょうか。

長谷川さん花王では、化粧品やヘアケア製品などのビューティーケア事業、サニタリーやパーソナルヘルス製品を扱うヒューマンヘルスケア事業、洗濯や掃除用洗剤などのファブリック&ホームケア事業、油脂・機能材料を扱うケミカル事業の4つの分野で事業展開しています。
私たちが所属する「生活者研究センター」は、花王製品のお客様に限定せず、すべての生活者の方を対象に、調査・研究を行っています。

K子どのようにして調査を行っているんですか?

長谷川さん生活者の方々の実際の生活の場にお邪魔して調査をしています。お掃除や洗濯の仕方って、人それぞれな部分がありますね。普段通りの暮らしの様子を拝見させていただくことで、お話を聞くだけではわからない、無意識の行動や、言語化しにくいようなニーズなどを調べているんです。

K子実際に生活者のお宅に訪問しているんですね! 実はちょっと不便に感じていても、そんなものだと思い込んでいたりすること、たしかにあります。そうした、なかなか言葉では説明しがたいことを、実際の様子を観察することで読み取っていくわけですね。
調査に協力してくださっているのは、どんな方たちなんですか?

伊藤さん下は10代から上は70代まで。全国にお住まいの3000人ほどの方々に、モニターとして協力いただいていおります。

K子TOTOでも、調査などでお客様や生活者の方のお話を聞く機会があるのですが、みなさんのご意見は本当にありがたいですよね。特に生の声には説得力があります。

長谷川さんみなさんとても協力的で、いろんなことを話してくださるんです。特に年配の方などは、長年の主婦生活の中から編み出した生活の知恵を教えてくださったり。

福地さんそうした生活者の方々から教えて頂いたおもいを、自社の商品開発に活用するだけではなく、生活者の方々と共有したいという思いから、『くらしの研究』というウェブサイト上で発信もしているんです。

K子見てます!『くらしの研究』。「アラサー女子の健康」や、「20代ひとり暮らし女性の洗濯」など、「みんなはどうなの?」とついつい気になるテーマについて調査されていて、興味深いです。
生活者の暮らしの実態とリアルな声を受けて商品づくりをしていることが感じられました。

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