東京都のS邸:浴室施工事例

シンボリックな構造体が映える、白基調のバスルーム。

自然公園の静かな湖畔に佇むS邸。景観保全に関する厳しい法規制をクリアするため、均整の とれた意匠にまとめながらも、随所に個性が息づいている。そのひとつが、開口部に露出した筋交い。建築家である施主が、暮らしの中で建築構造を意識できるよう設計した。建物のまわりに筋交いを巡らせた「閉じた」構造をベースに、外の自然環境に「開いた」住空間とするため、開口が効果的にレイアウトされている。浴室にも自由な開口の設計を求め、Type 8をフルセットで採用。プライバシーと採光性に配慮し、間口いっぱいにスリット状に切り取ったこの開口部にも、筋交いが現れている。壁材はメンテナンスに考慮し、メラミン化粧板を採用。色調も清潔な印象をもたらす白を全面的に配した。その他の内装も最小限の色要素で構成し、明るい光がまわる、広がりのある空間を実現している。建物全体からディテールまで、あらゆる部分に建築への造詣の深さや敬意が反映されたS邸。その設計コンセプトに呼応するかのように、浴室の中心に配したセンターポールもまた、構成要素のひとつとして存在感を示している。

柱や筋交いの構造を露出させた、印象的な設計。写真の1階手前から2階奥の開口に向けて、視線が斜め一直線に抜ける空間構成となっている。

事例データ

DATA

延床面積: 102.67m2
使用商品: Type 8フルセット PYP161GDJK#NW1
水栓金具 TMGG40AZ
設計: 白澤宏規+安田アトリエ

他にハーフバス08でリフォームされた方の声

“柔らかな陽光がまわり込み、風が心地よく通り抜ける。”...(全て読む