トートー × マガジンハウス グリーンジャーナル
環境をとりまく問題にもっと敏感でありたい。そして、毎日の生活にエコを楽しく取り入れたい。環境をテーマに最前線で活躍するジャーナリストがいま注目すべきニュースやアクションをレポートします。
グリーンジャーナル VOL.9 ファッションも、エコに楽しむ時代です。

私たちにもできる、エシカルファッション。

服を選ぶとき、考えることは?

エシカル・ファションはCO2を減らすという見方もできる、とユニークな視点を教えてくれたのは、スウェーデンから来た環境コンサルタントであるペオ・エクベリさん。「ファッションも“サスティナビリティ”にということですね。──つまり環境、人、そして経済がバランスよく持続できる。農薬製造やその流通などを考えると、“ふつうのコットン1kg=約2.5kgのCO2排出”というデータがあります。だから“ふつうのコットンTシャツ”と比べたら、1枚のオーガニックコットンTシャツは、2kg以上のCO2は削減できるんだよ」と言い、もうひとつ。「新しいTシャツではなく、リサイクルTシャツを買ったとすると、15kgのCO2の削減に協力したことになりマス!」。

ペオさんは、「新しく服を買うときに、値段やデザインだけじゃなく、どんなふうに材料ができて、運ばれて、売られているのかをちょっと考えてもいいと思う。自分が選ぶ服が温暖化にブレーキをかけたり、人や野生動物を助けるならいいよネ!」と話します。そのペオさんのワードロープに、私たちの服選びのヒントがあるかもしれません。

「ボクは、とにかく着ていて心地いいことがイチバンだね!」と明るいペオさんのワードロープは、オーガニックコットンと麻素材のものがほとんど。この日着ていたものも、黒いヘンプ(麻の一種)のTシャツに、オーガニックコットンのデニム。そして足下も。「この靴はとってもはきやすくて、大好きな靴。素材がヘンプでソールはリサイクル・タイヤなんだよ」。また見せてくれた革靴には「vegetable」という表示が。これは、なめし工程に重金属クロムを使わず植物性の材料を使っているもの。頭からつま先まで、服のその選択肢は広がっていると言います。

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エシカルにおしゃれを楽しむということ。

ファッションジャーナリストの生駒芳子さんも、「ショッピングは罪悪でもないし、ファッションは楽しいもの。ただ自分が好きな服を買うときに、社会的な視点をひとつ加えでもいいのではないかと思います。いろんなデザイナーやブランド、そしてアパレルメーカーが幅広くエシカルを意識するようになった今だからこそ、選択肢が少ないというより、より増えていると思う。ファッションというのは大きなうねりになるもの。一人では小さいことですが、みんながやると、ファッションも世界も変わっていくと思います」と話します。

そして生駒さんもペオさんも「エシカルであることを考えることも大切ですが、最終的にはその服が、ほんとうに好きかどうか、おしゃれかどうかがとても大切!」」とキッパリ。社会貢献なんてかしこまって考えなくても、自分が好きなものを着れば楽しい嬉しい気持ちになるのがファッションのいいところ。それが環境問題や人権、自然保護などにも配慮されて作られたものなら、プラスアルファの価値もついて、いとおしく思え、いつまでも大事に着たいものになります。

〈エシカル・ファッションのポイント〉

・オーガニック素材(コットンや染料)を使っている
・自然素材(リネンやヘンプほか植物)を使っている
・フェアトレードである
・長く愛用できる
・リサイクルできる、されたもの

エシカル・ファッション、そんなに難しいことではなさそう。今日からの服選びのヒントとアイディアにできそうです。

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PART:1  エシカル・ファッションってなに? 1 2

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