ハッピーになれる存在でいたい
大好きな仲間とつくる
身体に優しいピーナッツバター
HAPPY NUTS DAY 中野剛さんに
お話をお聞きしました。

先代の培ってきた価値を現代にも
きちんと伝えていきたい

社名にハッピーがついていますが、
このハッピーには何かこだわりがあるんでしょうか。

ピーナッツバターで人々を幸せに・・・というとすごく大げさになりますが、HAPPY NUTS DAYのピーナッツバターを一口食べて、その人の一日がほんの少しでもハッピーになってくれればいいなと。できる限りたくさんの人がハッピーになれるような存在でいたいという思いがあるので、添加物は使わずに。てんさい糖という体に優しいお砂糖を使っていて、子どもも安心して食べられるし、原材料にはこだわっています。

本当に、落花生とてんさい糖と塩だけで。

落花生とてんさい糖と塩だけです。
落花生は千葉県の名産ですが、年々生産量が減っています。

モノは良いし、すごく美味しい。でも、それを上手く現代に伝える事が出来ずに衰退している。そういう産業は日本にたくさんあると思います。千葉県の落花生もその一つ。昔は、茹で落花生や煎り落花生がお酒のおつまみの定番として売れていたかもしれませんが、今その需要は確実に減っています。
だから、時代の変化と共に落花生も進化させ、価値の高さを伝えていく事に必要性を感じています。その手段としてピーナッツバターを選びました。なので、お砂糖と塩はあくまで脇役。いろいろな砂糖で試作しましたが、落花生の魅力を一番引き立ててくれるのがてんさい糖でした。

お砂糖と塩を入れすぎてもいけない。

はい。

HAPPY NUTS DAYが始まったのが2013年。何か、周りの変化はありましたか?

ありましたね。数字に表れるような変化ではないんですが・・・。

始めたころに、落花生から作ってみようと思って、畑を借りたんです。3反ほどの畑で落花生を作ってみる、というのをやりました。指導をお願いした落花生農家の方たちには、『そんな甘いもんじゃない。そんなノリじゃ、絶対無理だ』と厳しく言われて。
でもやると言ったからやる、という感じで無理やりスタートさせました。東京からスケーター仲間を2、30人くらい呼んで、種まきを手伝ってもらったりもしました。
普段コンクリートに囲まれてるスケーターたちにとって、土の上に足を置くこと自体が珍しくて。種を撒くたびに「うぉおおおっ」って盛り上がってました(笑)。

撒くだけで(笑)。

それを見た農家の人たちが、「え?そんなに楽しいの?!農業そんなに楽しいかお前ら!」って。「なんだか俺らも楽しくなってきたぞ」って、それまで無言で淡々と作業をこなしてた方たちが、農業は楽しいんだって再認識したんです。

予想外の化学変化が起こったんですね。

はい。その延長線上で、去年からスクールオブピーナッツっていう農業体験を始めました。東京から小さな子どもや若い人たちが参加するので、農家や近所の皆さんも楽しみにしてくださっていて、テンションも上がるんです。
農業を通して、元気さのシェアができるんだなとびっくりしました。

空気の入れ替えというか。お互いに新鮮さを感じたってことですね。

今年もやりますが、スクールオブピーナッツの参加費は6,000円です。農家の方からしてみると、お金を払ってまで参加するわけない。あり得ないって感じだったんですが、去年は結局160人も集まって。だから、今年は僕たち以上に盛り上がっていますね。

エコカフェ企画による、暮らしの達人インタビュー。人と暮らしの間にある様々なモノ・コト。多種多様なジャンルで活躍されている方に、環境のこと、暮らしのこと、生活を豊かにする秘訣、などなど、様々な角度からお話をお聞きするコンテンツです。

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