相田武文の建築


「沈黙・遊戯・ゆらぎ」


'87年9月1日〜10月2日

 「涅槃の家」(1972)から「東京都戦没者霊苑」(1988)に至るまで,15年間に及ぶ設計活動の中から住宅を中心とする22のプロジェクトが展示されている.相田の建築には,つねに強いテーマ性が存在する.それは“沈黙”というテーマに基づく「涅槃の家」「段象の家」(1975)に代表され,「積木の家I〜X」には“遊戯”を,「GKDビル」(1987)や「東京都戦没者霊苑」からは“ゆらぎ”を読みとることができる.ここではこれら相田独自の設計手法を,模型や図面を通して知ることができる.
exhibition scene exhibition scene
 下村純一撮影
講演会 : 沈黙・遊戯・ゆらぎ
      9月22日 東京・建築会館ホール
      9月29日 名古屋・愛知県婦人文化会館


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