ギャラリー・間10周年記念 出展作家の原点作品展
近藤康夫

robe de chambre

1981年
作品写真
このデザインの目的は、大きく2つの作業原則を確認することにある。
1 建築体から分離した空間を生み出すことの平面的立体的な検証
2 その表現上の恣意的部分の排除と、再加入のエレメントについて
1 については建築体より独立した立体を配置分解し、柱で囲われた空間を生む。2 については単なる柱は線に還元し、いわば立体的骨組みの指標線とし、空間を可視化する。つまりこのスペースは私の原形空間であり、全ての展開はここから開始された。
(藤塚光政撮影)

前展覧会:非意図的なるものへの予兆 (1990)
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