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『三分一博志 瀬戸内の建築』刊行のご案内

瀬戸内の原風景と共に描き出される三分一博志、初の作品集。

TOTO出版は、TOTOギャラリー・間にて2016年4月15日(金)より開催する「三分一博志展 風、水、太陽」にともない、作品集『三分一博志 瀬戸内の建築』を3月18日(金)に発行しました。
『ここに収められている写真やスケッチは、三分一自らが行った、それぞれの地域や集落の風や水、太陽などの「動く素材」についての発見・調査・研究の記録です』という書き出しで始まる本書は、過去の実績をまとめた作品集という概念を超え、建築家・三分一博志氏がそれぞれのプロジェクトとどのように対峙し、そこに何を見、何を創ろうとしてきたのかを、氏自ら撮り溜めたリサーチ写真と共に記録したアーカイブでもあります。

三分一氏がプロジェクトに向き合う時、リサーチに膨大な時間を費やします。少なくとも1年以上かけるというリサーチは、自ら敷地に足を運び、その土地に根付いた文化や人びとの営み、四季折々に変化する自然環境を観察することに始まり、その町並みの形成にも大きな影響を与える風や水の流れ、太陽の動きを丹念に読み解き可視化していきます。そうして創り出された建築は、その土地が本来もっている潜在力を最大限に引き出し、環境への負荷が抑えられるばかりか、その土地の文化や自然を後世に引き継いでいく役割りをも担っています。

本書では、三分一氏の代表作で日本建築学会賞(2011年)を受賞した「犬島精錬所美術館」(2008年、岡山県)から現在進行中の「おりづるタワー」(2016年、広島県)まで、瀬戸内の5つのプロジェクトのプロセスを、写真やスケッチ、図面などを交えて紹介するほか、(公財)福武財団理事長・福武總一郎氏や、三分一氏を深く知る建築家、研究者による寄稿文も収録し、多角的に氏の活動を俯瞰します。

また当作品集は、3月20日(日)に開幕する「瀬戸内国際芸術際2016」において、(公財)福武財団および直島町が主催する展覧会「The Naoshima Plan-三分一博志」と連動し、双方共通の公式ブックとなっています。

建築に携わる方はもちろん、建築家を志している学生の方、また建築の仕事に興味のある方など、多くの方々に手に取っていただきたい一冊です。

書 名=三分一博志 瀬戸内の建築
著 者=三分一博志
定 価=本体2,600円+税
発行日=2016年3月18日
体 裁=200×200mm、並製、304頁、和英併記
ISBN=978-4-88706-357-0
ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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