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「電池不要なエコリモコンの実用化」で
第26回「電波功績賞」電波産業会会長賞を受賞

~電波通信技術(IEEE802.15.4)と小型発電機を組合せ、電波の有効利用に大きく貢献~

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、「電池不要なエコリモコンの実用化」で、一般社団法人電波産業会(会長:山西健一郎)主催の第26回「電波功績賞」電波産業会会長賞を受賞しました。

TOTOとして初めての受賞であり、通信技術や放送技術分野での受賞が多数を占める中で、トイレ機器用リモコンでの受賞も初めてとなります。

「電波功績賞」は、電波の有効かつ適正な利用に特別の功績を挙げた個人又は団体を毎年表彰するもので、第26回電波功績賞は、総務大臣賞(電波産業会創立20周年特別賞)2件、総務大臣賞3件、電波産業会会長賞6件が選ばれました。

「エコリモコン」は、ボタンを押す力を利用して自ら発電し、通信に必要な電力を全てまかなうことができるので、電源工事や電池交換の必要がありません。パブリック用リモコンに求められる省施工性・省管理性を両立させ、節電・資材削減で環境貢献のできるリモコンです。

消費電力量の少ない電波通信技術(2.4GHz、IEEE802.15.4)と、ボタンを押す力で発電する発電技術(エナジーハーベスティング技術)を組み合わせるという着想のもと、2011年より約3年の研究・開発期間を経て実現しました。

製品化に向けては、経済性と操作性を確保するため、1つの発電機で最低9つのボタン操作ができるようにする一方で、ユニバーサルデザインの観点から、軽い力でボタン操作ができることが課題となりました。

そのため、①ボタンから発電機までエネルギーロスを少なく力を伝達するための連結機構(リンク)の技術開発 ②健常者から身障者まであらゆる方が押しやすいピアノ鍵盤のようなボタン形状の開発 ③ボタン検知に非接触式のホールICの採用、をしています。

「エコリモコン」は、「ウォシュレット※1PS」(2014年10月発売)および「パブリック向けウォシュレット一体形便器」(2015年2月発売)に採用されていますが、トイレ空間に限らず、あらゆる操作系リモコンに展開できる可能性のあるリモコンです。

※1:「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です
【受賞理由】
無線通信分野において、低消費電力で高信頼性を特徴とするIEEE802.15.4(2.4GHz)の通信技術と1つの小型発電機を組み合わせ、最大9個の選択ボタンを押す力を利用して自ら発電し、制御信号を送信する、電池不要の「エコリモコン」を実用化し、電波の有効利用に大きく貢献した。

「エコリモコン」の開発背景

従来より、パブリックトイレのリモコンには、省施工性(電源工事不要)と省管理性(電池交換不要)が求められていましたが、技術的に2つの両立はできておらず、“電池交換管理不要だが電源工事が必要な電源式リモコン”か、“電源工事不要で省施工だが電池交換管理が必要な電池式リモコン”しか選択肢がありませんでした。そこで、省施工性と省管理性の両立を可能にするリモコンとして、ボタンを押す力を利用して自ら発電する「エコリモコン」が開発されました。

「エコリモコン」実現の背景の一つに、電波通信技術(2.4GHz、IEEE802.15.4)の低消費電力化の流れと、身の回りにある小さなエネルギーを電力に変換する環境発電デバイス(発電機)の高出力化の流れがありました。リモコンとして一般的な赤外線方式に比べて、電波方式の消費電力は2011年頃には約100分の1にまで下がり、環境発電デバイスでの発電量との収支バランスがとれることに着目し、「エコリモコン」の研究・開発がスタートしました。

「エコリモコン」の動作原理

  1. リモコンのスイッチを押すとカムが回転し、スイッチを押し込む力を横方向の力に変換します。
  2. カム先端に取り付けられた磁石がホールICに近づくことにより、リモコンのどのスイッチが押されたかを検出します。
  3. カムが回転することによりリンクが移動し、発電モジュールのスイッチが押されます。
  4. 発電モジュールのスイッチが押されるとカチッと鳴って発電し、リモコンから電波信号を送信します。

ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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