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TOTO出版創設25周年記念出版
『TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三が見た丹下健三』刊行のご案内

TOTO出版は、TOTO株式会社の文化活動として1989年に活動を開始し、以来、建築・デザイン・生活文化をユニークな視点でとらえた書籍を約300冊発行してまいりました。このたび、創設25周年記念出版として『TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三が見た丹下健三』を2015年1月22日に発行します。

本書では、丹下健三が、処女作である「広島平和会館原爆記念陳列館」(1952年)を手掛けていた1940年代後半から初期代表作のひとつである「香川県庁舎」(1958年)が完成するまでの10年間(1949~59年)に、丹下自らが撮影した35mmフィルムのコンタクトシートを通して、丹下健三の建築家としての初期像を探ります。

この10年間に撮られた2,000枚を越えるカットは、コンタクトシートに焼かれ、丹下の手によってプロジェクトごとに分類され、丁寧に写真台紙に貼り付けられて保管されていました。そこに写っているのは、自身の作品のみならず、桂離宮・龍安寺をはじめとする日本の伝統建築や外遊中に見たミケランジェロやル・コルビュジエの作品、海外の建築家たちとの交流の記録であり、それらが若き日の丹下に大きな影響を与えた建築や出来事であったことが窺われます。

コンタクトシートには、ところどころに丹下の手によるトリミングラインや印が記されており、「世界のTANGE」になる前の一建築家としての丹下が、建築とどう対峙していたかを読み取ることができます。これら80枚にもおよぶコンタクトシートは原寸で再現し、丹下の足跡から6つのグループに章立てされ、各章末には当時の丹下の言説も再録しています。また、丹下がトリミングした写真はライン通りに引き伸ばされ、丹下の写真に込めた意図が明らかにされています。さらに巻頭論文では、この時期に丹下が4回にわたって外遊した足跡を追いながら、本書に収められている時代から「世界のTANGE」になっていく経緯が述べられ、丹下建三の立脚点を明らかにしています。

没後10年目に刊行される本書は、丹下建三をひとりの建築家として、私たちの身近な存在に引き戻してくれるこれまでになかった一冊であり、新たな丹下建三の歴史的資料としても大きな価値を有するものであると言えます。

※コンタクトシート:写真フィルムを印画紙に密着させて原寸プリントしたもの。

【書名】TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三が見た丹下健三
【監修】岸 和郎、原 研哉
【編著者】豊川斎赫
【ブック・エディトリアルデザイン】原 研哉+中村晋平
【定価】本体15,000円+税
【発行日】2015年1月22日
【体裁】310×270mm、上製、252頁、和英併記
【ISBN】978-4-88706-347-1
ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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