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経済産業省・平成25年度「ロボット介護機器開発・導入促進事業」に

TOTOが研究・開発中の移動可能な水洗トイレ(排泄支援介護ロボット)採択

〜 ロボット技術の介護利用における重点分野「排泄支援」で採択 〜

2013年5月31日

このたび、経済産業省が募集した「平成25年度 ロボット介護機器開発・導入促進事業(開発補助事業)」においてTOTOが研究・開発中の「排泄支援介護ロボット」が採択されました。この事業では平成24年11月に経済産業省と厚生労働省で、重点分野のひとつとして「排泄支援」が策定され、TOTOはこの分野で採択されました。

ロボット介護機器開発・導入促進事業は、平成24年7月に閣議決定された「日本再生戦略」のライフ成長戦略重点施策の一環として、進められています。
この事業は、介護従事者の負担軽減の観点でロボット技術の活用が期待されている一方で、ユーザーの声が開発者へ届きにくいという現状を受け、(1)現場のニーズを踏まえ重点分野を特定、(2)使いやすさとコスト低減、(3)現場へ導入するための公的支援や制度面の手当てを十分にする、というコンセプトで経済産業省と厚生労働省の連携で実施されるものです。


近年日本の高齢化が進む中、介護の現場での介護負担については大きな問題となっています。また、排泄という行為は、介護者の負担もさることながら、最後まで自分自身で行いたい、という個人の尊厳にも関わるため、非常にデリケートな課題でもあります。

TOTOは1970年代よりバリアフリー分野での研究に力を入れ、2000年代以降はさらに高齢者配慮、ユニバーサルデザインと研究の幅を広げてきました。

この長年積み重ねてきた排泄に関する研究の結果の一つである、自立支援を促す機器開発について申請し、「居室設置型移動式水洗便器の開発」として採択されました。
今回採択されたことで支給される研究開発事業補助金は、主に試作費、実証試験費などの費用として活用されます。



排泄支援に関する事業の実施期間は平成25年から27年までの3年間となりますが、各年度末で翌年の審査が行われます。

TOTOはこの研究をさらに進め、介護する方、される方、双方にとって安全で、使って喜ばれる製品を目指して、開発を進めてまいります。

<参考>経済産業省HPより:本事業 採択事業者決定に関するニュースリリース
URL:http://www.meti.go.jp/press/2013/05/20130528001/20130528001.html


ロボット技術の介護利用における重点分野(経済産業省・厚生労働省 策定)
  • 排泄支援:排泄物の処理にロボット技術を用いた設置位置の調整可能なトイレ(TOTO採択分野)
  • 移乗介助:ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器
    ロボット技術を用いて介助者のパワーアシストを行う装着型の機器
  • 移動支援:高齢者等の外出をサポートし、荷物等を安全に運搬できるロボット技術を用いた歩行支援機器
  • 認知症の方の見守り:介護施設において使用する、センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム
重点分野の定義
【排泄支援】
  1. 使用者が居室で便座に腰掛けて用いる便器
  2. 排泄物のにおいが室内に広がらないよう、排泄物を室外へ流す、又は、容器や袋に密閉して隔離する
  3. 室内での設置位置を調節可能であること
居室設置型移動式水洗便器 開発について

介護に対する国の方針は在宅介護の推進ですが、トイレへの移動に伴う転倒、ポータブルトイレ利用の場合の臭気の問題など、排泄介護は在宅介護における最大の課題とも言われています。また、介護をする人にとっても排泄物の処理などは大変負荷のかかる作業を必要とします。
そこでTOTOは介護する方、される方双方が互いに気兼ねせず、安全に過ごすことが出来るよう、居室内に設置可能で、位置の調整が可能な水洗便器の研究・開発を行っています。
さらに、研究・開発にあたっては、高齢者施設と連携し、実証実験を行い、使用者・介護従事者の評価などを行っていきます。


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