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商品 排出物削減 包装材削減

排出物の減量化・再資源化

TOTOグループの国内全工場、物流拠点、製造グループ会社、販売系グループ会社および海外製造グループ会社では、限りある資源を有効活用するために、排出物「減量化・再資源化」活動を3Rの視点(リデュース・リユース・リサイクル)で積極的に取り組みを進めていきます。
※排出物とは:事業場で発生する不要物で売却できないもの(廃棄物)と、売却できるもの(有価物)を含めた総称

2015年度の実績

日本国内では、衛生陶器製造工程から排出される汚泥(粘土)を原料に戻して再利用(リユース)する割合を増やす活動および汚泥(粘土)の水量を減らすことにより再使用率を上げる減量化の取り組みを継続して推進しています。あわせて2015年度は歩留まり向上の施策によりさらなる減量化を進めました。海外においても減量化・再資源化に取り組んでおり、海外での生産量拡大にともない廃棄物総発生量は増加するものの、最終処分量は減少しました。
リサイクル率が安定して99.5%を越えている日本国内の維持継続とともに、海外のリサイクル率の向上を推進しています。2015年度では、タイにおいて汚泥の再利用を開始し、大幅にリサイクル率を向上させました。

TOTOグループ日本国内製造事業場等参加による、排出物「減量化、処理費用削減」会議開催

九州エリア会議風景
九州エリア会議風景
TOTOグループ日本国内製造事業場等の排出量全体の33%を占めている「陶器くず・汚泥」を減量化重点品目として捉え、各事業場の排出物担当部門で推進しており、その活動をより活性化し推進していくために、排出物「減量化、処理費用削減」会議を開催しています。
会議では全事業場が参加して活動実績の総活と今後の推進計画、課題等の審議、法改正等に関する情報の共有化を図り、また 各事業場における活動の進捗確認や 問題・課題および情報交換を実施しています。
これらの会議により、各事業場では有効な情報を水平展開することで排出物の 削減活動に対する成果につながっています。

ゼロエミッションの達成状況

2013年3月にTOTOグループ国内全製造事業場において『ゼロエミッション』を達成しました。
その後、生産の移管などによる拠点数の変動はありますが、現在全20拠点でゼロエミッションを継続中です。

TOTOのゼロエミッション定義

(1994年国連大学が提唱した思想に基づいています)
  1. 工場から排出する一般廃棄物、産業廃棄物の埋立て(単純焼却を含む)を限りなくゼロに近づける。
  2. 限りなくゼロの数値目標は再利用率99%以上とする。
達成年月 事業場
1999年12月 滋賀(現滋賀工場・TOTOサニテクノ滋賀工場)・滋賀第二工場(現TOTOハイリビング甲賀工場)・TOTOウォシュレットテクノ(本社)
2002年3月 小倉第一工場(現 小倉第一工場・TOTOサニテクノ小倉工場)・小倉第二工場(現 小倉第二工場・TOTOアクアテクノ小倉工場)・茅ヶ崎工場・TOTOエンプラ(現 TOTOプラテクノ苅田工場)・サンアクアTOTO
2002年5月 中津第二工場(現 TOTOファインセラミックス中津工場)・大分工場(現 TOTOプラテクノ大分工場)・TOTOサニテクノ中津工場
2002年12月 TOTOサニテクノ愛知工場
2003年1月 TOTOバスクリエイト佐倉工場
2003年4月 TOTOハイリビング茂原工場
2004年1月 TOTOプラテック豊前工場・勝浦工場・奈良工場(現 TOTOプラテクノ豊前工場・勝浦工場・奈良工場)
2004年7月 TOTOウォシュレットテクノ茨城工場
2004年12月 TOTOウォシュレットテクノ土岐工場
2009年3月 TOTOマテリア土岐工場
2013年3月 TOTOバスクリエイト赤穂工場

日本国内製造事業場における「排出物適正処理の監査実施」

監査風景
不適正処理が社会問題となっている今、より適正で確実な廃棄物処理のあり方が求められています。TOTOグループの日本国内全製造事業場等では、従来より廃棄物の処理は「廃棄物処理法」に則り各事業場ごとに適正に処理されていますが、CSRの観点からより遵法性を高めるために、各事業場で実施した「産業廃棄物処理セルフチェックリスト」をもとに、関係資料また現場等の監査を実施しています。

排出物再資源化の取り組み

衛生陶器屑(衛陶セルベン)の再利用用途開発状況について

道路・歩道用舗装骨材として各地で適用頂いております。

大分市自転車専用道路、滋賀県各市道路/児童用舗装道路、北九州市門司区において従来のバージン骨材に変わり衛生陶器工場廃棄品を使用した樹脂舗装工法での施工に視認性向上・雨天時等の転倒防止を目的として活用頂いております。(大分市、北九州市は原鉱業株式会社様、滋賀県では株式会社サンエー様よりリサイクル認証品として各工事業者様に提供頂いております)

●大分市自転車専用道

The work site

施工現場

●滋賀県古賀市甲南耕心地区道路

The work site (before execution)

施工前現場

The work site (after completion)

施工後現場

●滋賀県古賀市 水口スポーツの森 駐輪場

The work site (before execution)

施工前現場

The work site (after completion)

施工後現場

●滋賀県野洲市小篠原地区 児童用舗装道

施工前現場

施工前現場

施工後現場

施工後現場

施工後現場

施工後現場

●福岡県北九州市
門司区
下二十町地区道路

●福岡県北九州市
門司区東門司地区
児童用舗装道路

明色舗装用骨材として福岡県北九州市若戸トンネルにおいて従来品に置き換えて適用されております。

国土交通省直轄事業北九州市若戸トンネル進入時の安全性向上を目的とした明色舗装用骨材として白さと硬さという機能を活かした衛陶セルベンが採用され、通行供与されております。
現在別の案件においても使用が検討されております。

施工前現場

施工前現場

施工後現場

施工後現場

施工状態拡大写真

施工状態拡大写真

遮熱塗装材料用骨材として建材用塗装としての活用が開始されました。

屋根および建築建屋塗装用骨材として特定の条件下において温度低減効果などが得られるという検証が出来た事を受け、工場用屋根、工場用通路、学校用体育館、プール歩道等での検討を頂いております。ヒートアイランド防止用原料として活用いただけるようにさらなる事例創出と検証を推進して参ります。

塗装前の状態(工場屋根)

塗装前の状態(工場屋根)

塗装作業

塗装作業

塗装後の状態(屋根)

塗装後の状態(屋根)

塗装完了(拡大)

塗装完了(拡大)

海外グループ会社の拡大

海外での事業拡大を進める中で、排出物「減量化・再資源化」への取り組みは海外のさまざまな事情にも的確に対応していかなくてはなりません。
海外製造グループ会社での産業廃棄物削減を確実に進めるために、排出物の種類、その国の法律、種類ごとの排出量、処理金額、再資源化率の調査を継続実施しています。
その中で2011年度より、再資源化率を向上させる活動として「陶器くず、汚泥、鉱さい」を重点品目として捉え、日本国内での再資源化事例および他拠点の再資源化状況を参考にしながら、再資源化率の向上を図るとともに将来的にゼロエミッションを目指しております。

広域認定制度による包装材・施工端材の回収~リサイクルを推進

TOTOは、「廃棄物の処理および清掃に関する法律(廃棄物処理法)」の特例制度である広域認定制度(*1)に基づき、建築現場から排出される梱包材や施工端材(*2)などを回収してリサイクルを行っています。回収物を効果的にリサイクルすることで、環境負荷低減を推進し循環型社会の形成に努めていきます。

*1 「広域認定制度」
産業廃棄物の運搬・処分は、都道府県または政令市ごとの許可が必要ですが、広域認定制度の認定を取得した事業者はこのような許可が不要となる制度です。 商品の性状を熟知した製造、加工、販売等の事業を行う者が広域的に回収・処理を行うことにより、 高度なリサイクル処理や廃棄物の減量が行える場合に、環境省より許可を得ることができます。

*2 「施工端材」
TOTO商品を施工する際に発生する商品の端材などです。

回収対象物

ユニットバスルーム、トイレシステム(ライニングユニット)の梱包材、施工端材

回収対象地域

全国(離島や条件によって回収できない場合があります)
※回収料金は回収対象物や条件によって異なります。

回収・処理のフロー

回収・処理のフロー
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