定価3,800円 (本体3,619円+税)
2002.04発行
B5判変型 ハードカバー オールカラー 240ページ
ISBN 978-4-88706-211-5
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メキシコの青い空をバックに
色鮮やかな壁や光、水が織りなす光景は形容しがたいほど美しい。
ルイス・バラガン(1902-88)はメキシコを代表する建築家です。 ピンクや赤の鮮やかな色使い、彫塑的な壁の構成、ランドスケープ・アーキテクチュアを先取りする大胆に水を駆使した中庭と建物との関係など、その作風はモダン、かつメキシコの叙情性豊かな風土を反映したものです。1976年ニューヨーク近代美術館での展覧会を契機に世界的な脚光を浴び、1980年建築界でもっとも名誉あるプリツカー賞を受賞しています。本書では、バラガンの自邸をはじめ5つの住宅を取り上げます。建築家の設計した住宅は竣工直後の写真で紹介されることが多いですが、本書ではバラガンの建築に魅了され、これまで20年間にわたり探求されてきた建築家・齋藤裕氏がふたたびメキシコに赴き新撮したものを中心に、よりすぐりの写真で構成、その美しさの秘密を読み解くための鍵をキャプションで示しました。2002年の今年、生誕百年を迎え世界巡回展が開催されるなど、ますます注目を集めるルイス・バラガンの住宅の魅力をあますところなく紹介いたします。 |
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■ 論文
生の謳歌――ルイス・バラガンの住宅―― 齋藤裕:文 ■
住宅紹介
バラガン邸 Casa Barragan(1947-48年)
プリエト邸 Casa Prieto(1948-50年)
ガルベス邸 Casa Galvez(1954-55年)
サン・クリストバル San Cristobal(1966-68年)
ギラルディ邸 Casa Gilardi(1976-78年) |
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| Luis
Barragan(ルイス・バラガン/建築家) |
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1902年 メキシコ・グアダラハラに生まれる
1919年 グアダラハラのエスクエラ・リブレ・デ・インヘニエリアに入学
土木工学の学位を取る(1923年)
1925年 ヨーロッパへの初めての旅行
1927年 グアダラハラでおもに住宅を手がける(〜1936年)
1936年 活動の拠点をメキシコ・シティへ移す
1976年 ニューヨーク近代美術館で展覧会
1980年 プリツカー賞を受賞
1985年 メキシコ・シティのルフィノ・タマヨ美術館で展覧会
1988年 11月20日逝去 |
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齋藤 裕(さいとう ゆたか/建築家)
1947年 北海道小樽市生まれ。独学で建築を学ぶ
1970年 齋藤裕建築研究所を設立
1986年 日本建築家協会新人賞を「るるるる阿房」で受賞
1992年 吉田五十八賞を「好日居」で受賞
1993年 東京アートディレクターズクラブ・原弘賞を『ルイス・バラガンの建築』で受賞
1998年 日本建築学会・北海道建築賞を「曼月居」で受賞
2000年 日本建築学会・学会賞および作品選奨を「曼月居」で受賞
著書に、エッセイ集『STRONG』(1991年/住まいの図書館出版局)、作品集に『現代の建築家シリーズ 齋藤
裕』(1994年/鹿島出版会)、『齋藤裕の建築』(1998年/TOTO出版)がある。また、近年は写真を媒介として空間を探求する試みをはじめ、写真集に『ルイス・バラガンの建築』(1992年/TOTO出版
・ 1994年/メキシコ・ノリエガ出版 1996年/TOTO出版 改訂版)、『フェリックス・キャンデラの世界』(1995年/TOTO出版)、『建築の詩人
カルロ・スカルパ』(1997年/TOTO出版)がある。 |
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まずその美しい写真の数々に魅了される。そして「生の謳歌――ルイス・バラガンの住宅」という論文と、写真に添えられた説明文は、同じ建築家としての繊細な感性に満ちている。 ――新建築住宅特集02.06
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