第4回 トイレ川柳入賞作品発表

過去3回を大きく上回る応募総数32,830句もの応募をいただきました。その中から、「おしりだって洗ってほしい」のコピーライター仲畑貴志氏に選考いただき、最優秀賞(1句)・エコ賞(1句)・キッズ賞(4句)・優秀賞(14句)・佳作賞(30句)が決定しましたのでご紹介します。

ほんの小さなスペースのトイレが、会社や家庭といった、日常生活のなかで重要な役割を担っていることがわかる句が多く寄せられました。

最優秀賞・エコ賞・キッズ賞・優秀賞の20句については、TOTO出版発行のトイレットペーパー型のトイレ川柳集「第4回トイレ川柳大賞(350円予定)」に掲載し11月10日(いいトイレの日)に出版予定です。

結果発表はこちらから

審査員コメント

コピーライター 仲畑 貴志氏

TOTOのトイレ川柳も4回目になりました。投句数も増え続けるとともに、入選するには、あるレベルの高さが要求されるようになって来ました。すでに過去に入選している句の類似句は取れないからです。

あらためてここに並んだ一つ一つの句を眺めてみると、同じ『トイレ』というテーマから出発しても、実に人それぞれ。発想も、切り口もさまざまです。人はそれぞれ違って当然という、じつに当たり前のことに気づきます。異論を排除するのではなく、「興味深いね」と付き合う態度が大切ですね。

そんな中で、今回の最優秀賞を得た句は、斬新さにおいて他を圧倒しました。

何しろ、コンコンとトントンとドンドンというノックの音だけで表現された句なんて見たことない。しかも、そのノックの音の変化によって、トイレのうちと外にいる人それぞれの心の動きが手に取るようにわかる。

今回設けられたエコ賞に輝いた句は、トイレットペーパーと森を結ぶ視点の広さが評価されました。

以上、今年は収穫の多い年でした。

コピーライター 仲畑貴志

仲畑 貴志氏について
コピーライター。仲畑広告制作所主宰。東京コピーライターズクラブ会長
1947年京都市生まれ。日本の広告界を代表するコピーライター。ADC賞、カンヌ国際広告映画祭金賞など受賞多数。代表作に、ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって洗ってほしい」や「目の付けどころがシャープでしょ」(シャープ)、「世の中バカが多くて疲れません?」(エーザイ・チョコラBB)、「一緒なら、きっと、うまく行くさ。」(セゾンカード)、「ココロも満タンに、コスモ石油」(コスモ石油)など。
15年にわたって連載されている毎日新聞人気コーナー「仲畑流万能川柳」の選者としても知られる。